1974年から1992年まで、サブカルチャーや最新トレンドなどを若者に発信し一世を風靡した総合男性誌『GORO』。 その大きな目玉の一つが、カメラマン・渡辺達生氏が撮り続けた新人アイドルたちの水着グラビアだ。
このシリーズは「素足のアイドルたち」と題して文庫や別冊として発売され大ヒット。 アイドルたちは人気女優・タレントとして羽ばたいていった。そんな彼女たちの「原点」と言える 貴重なお宝フィルムを編集部で発掘・厳選し、高精細のデジタル写真集として復活させた。
今回はそのなかから4人のグラビアを紹介すると同時に、当時の思い出を振り返ってもらった。
●斉藤慶子(1982年/当時20歳)
「熊本から出てきて、最初は飛び交う業界用語ひとつ分からない素人だった私が、少しずつプロ意識が芽生えていく過程を感じられると思います。若さの中でいちばん輝いている時間。すべての写真が愛おしいです」
【プロフィール】さいとう・けいこ/1961年生まれ、宮崎県出身。1982年、JAL沖縄キャンペーンガールに選ばれて芸能界入り。
●川島なお美(1982年/当時22歳)
【プロフィール】かわしま・なおみ/1960年生まれ、愛知県出身。2015年死去。女子大生タレントとしてデビューし、その後女優として活躍。