都心にあるブランド産院で、家族は祈りながらその時を待っていた。どことなく緊張した面持ちなのは高齢出産ということもあるのだろう。日付が変わった午前0時過ぎ、分娩室から大きな泣き声が聞こえてきた。出産に立ち会った小泉進次郎氏(38才)は妻の滝川クリステル(42才)と長男を優しく抱きかかえた。
1月17日、小泉家に「5代目」が誕生した。
「純一郎さん(78才)が初孫の名付け親になったといいますから〇〇郎という名前でしょうか。待望の跡継ぎですから、親戚や関係者は大喜びしています」(永田町関係者)
一方で、小泉家の周辺からは「このままでは厳しい」と不安の声が囁かれて――。
出産直前、進次郎氏は「育児休暇」の取得を宣言した。期間は産後3か月以内に約2週間。「大臣の仕事はそんなに甘くない」という批判の声もあるが「環境省に育休を取得しやすい働き方を取り入れる」ためにも必要な決断と説明した。進次郎氏は専門家に「産後うつ」の説明を受け、妻の様子を隣で見ていて、率直に育休を取りたいと思うようになったという。
当然ながら、女性だけでなく男性が育休を取得することも推奨されるべきで、もっと取得しやすい環境を作ることは絶対に必要なことだ。
しかし今回、進次郎氏の宣言に違和感を覚えてしまうのはなぜだろうか。間違いなく「いい夫」であり、社会を変えていく「いい決断」をしているはずなのに。
滝川のセレブ生活は結婚後さらに華やかになっているという。昨年11月に自身のSNSで報告した「ベビーシャワー」もその一例。
◆ブランドものばかりの欲しい物リスト
ベビーシャワーとは親しい友人や家族が集まり、安産を願うパーティーで、妊娠8か月頃に行うことが多い。アメリカ発祥で、出産後、赤ちゃんの世話で忙しくなる母親の「ひとりの女性」としての貴重な時間を楽しむという。
ハリウッドセレブたちの超豪華なベビーシャワーはたびたび話題を呼んできた。
「女優のキム・カーダシアンは“桜の森”をテーマにして、豪邸を桜の木で埋め尽くし、ピンクのバックライトで華やかすぎる演出。ヒルトン姉妹の妹はニューヨークの高級ホテルで開催して数千万円かかったといいます。
“王室離脱”でお騒がせのメーガン妃はアーチーくんを妊娠した際、パーティー費用として4700万円を費やしバッシングを受けました。本来ベビーシャワーは豪華だからいいというものではないですからね」(セレブ誌ライター)