マスクにモスグリーンのダウン、デニムのスカートの下には黒のレッグウォーマー姿。完全防寒スタイルで外出したこの女性は、女優・井上真央(33才)。昨年末、一人で車を運転し、ドラッグストアへ買い物に出掛けた際の一幕だ。ビニール袋には、カイロや洗剤など生活用品がぎっしり詰め込まれていた。
幼い頃から子役として活躍してきた井上。振り返ってみれば、ドラマ『キッズ・ウォー ざけんなよ』シリーズでは、ガラッパチな少女役。そして、『花より男子』では、きらびやかでファッショナブルな男子に恋する普通の女子高校生役だった。さらに『少年寅次郎』では、昭和のお母ちゃんを熱演。庶民派の役にしっくりくるイメージは定着している。
一方で、昨年12月に公開された周防正行監督の映画最新作『カツベン!』では、イメージが180度違う社長令嬢役をヒール感たっぷりに好演。舞台あいさつでは、「私は割と庶民の役が多くて、ドレスをきれいに見せるとか、きれいに立つとか、そういうことを意識する役がなかったので新鮮でした」と告白。さすがの演技力で「お金持ち」になりきったが、慣れないセレブ役には違和感があったのかも。
「井上さんといえば、かつては嵐の松本潤さんとの交際も報じられましたが、その後は浮いた噂も出ていません。公私ともに堅実ゆえに安定しているようです」(芸能関係者)
さて、冒頭の買い物シーン。派手な色使いの服が一切なく、住宅街に完全に溶け込んでいるかのようだった。ドラッグストアで生活用品を買うあたり、次なる“庶民派役”もバッチリ?