松本潤(36才)と二宮和也(36才)が肩を組みながら、初日のステージへ向かう。「リハーサルなしのぶっつけだよ」とつぶやく松本の緊張をほぐすように、「意外と緊張しいなんでしょ」と指をさして二宮が笑う──嵐の20周年ツアーの舞台裏にファンは衝撃を受けたに違いない。
1月28日17時、インターネット動画配信サービス・Netflixで嵐のドキュメンタリー『ARASHI’s Diary -Voyage-』の第2話が配信された。今回は嵐の20周年ツアー初日を迎えるまでの“裏エピソード”がふんだんに盛り込まれていた。
蓋を開けてみると、5人は会議、会議、会議の連続だった。1日10時間を超える打ち合わせ。松本が一曲一曲、演出を詰めていく。
高熱を押して朦朧としながら話し合いに加わる相葉雅紀(37才)、言葉少なに意見を伝える大野智(39才)。
選曲、順番、バックの映像、衣装、振り付け、すべてに「技術よりも、あったかくなるってことが最重要」(松本)と鬼気迫る様子で惜しみなく時間を費やしていく。まさに極限の中、会議は進んでいった。この時、5人はすでに活動休止を心に決めていたということもあったのかもしれない。
昨年末に第1話が放送され、満を持しての第2話。動画が解禁されるや大きな反響に包まれた。
《見ているだけで涙が出た。ステージが大変なことはわかっていたけど、ここまで身体も精神も駆使していたなんて》
《やっぱり5人はステージ裏でも素で仲が良い。この動画を見れて絆を感じられてよかった》
《ニノと潤くん、本当にいいコンビだ…》
SNS上にはファンの感想が飛び交った。そして、《櫻井くんの不安もあったけど、これで不安が消えた》というコメントまで。
ファンはここ数日、不安を抱えていた。発端は『週刊文春』が1月16日発売号から2週にわたって櫻井翔(38才)のベトナム・ハワイデートを報じたことだ。
相手は大学時代の同級生で、関西のテレビ局に勤務していたという女性。以前から櫻井の交際相手とされていて、昨年秋には会社を退職していたことも併せて報じられた。
「二宮さんの結婚に続いての報道でしたからショックは大きかった。ファンの間では、“メンバーはもうプライベートを隠すつもりはないのでは”という憶測が広がりました」(テレビ局関係者)
そして、ある情報がインターネット上に拡散され、その不安は広がっていった。