具材を切ってスープと一緒に煮るだけでOKな鍋料理は、ひとり暮らしでも重宝するメニューのひとつだ。そこで食の専門家であるフード編集者のツレヅレハナコさんに、おすすめの「ひとり鍋」レシピを教えてもらった。
【教えてくれたのは…】
フード編集者・ツレヅレハナコさん/おいしい料理、お酒、旅が大好きな編集者。食への情熱が強く、SNSなどで食にまつわる情報を発信。著書に『ツレヅレハナコのホムパにおいでよ!』(小学館)など。
◆食感の異なる2食材をパランスよく合わせて
「疲れて帰ってきた日は、飲みながらササッと食べたい!」。そんな時にぴったりなのが、ツレヅレハナコさんのひとり鍋。材料も気取らずに2食材のみ。
「食材が少ないからこそ、組み合わせが大事。ふわふわの鶏団子にはシャキシャキの豆苗を合わせるなど、違う食感を楽しめる食材を選びます。
豚バラ肉と大根も相性抜群。大根はピーラーで薄くスライスすることで時短にも。あっさりした味付けなので、レモンや山椒など酸味や辛味を利かせて味を引き締めるのがポイントです」
◆豚バラと大根のレモン山椒鍋
●材料1人分
大根:400g、だし:3カップ、
豚バラしゃぶしゃぶ肉:150g
レモン・粉山椒・塩:各適量
●作り方
【1】大根は皮をむき、ピーラーでスライスして薄くリボン状にする。
【2】鍋にだしを入れて火にかけ、沸騰したら【1】を入れて1~2分煮る。
【3】豚肉を加え、肉の色が白っぽく変わったら汁ごと器に取る。くし形切りにしたレモンを搾り、粉山椒、塩をかけて食べる。
【〆におすすめ】春雨やそうめんなど、細麺が相性抜群。