俳優の東出昌大(32)と若手女優の唐田えりか(22)との不倫騒動が収まらない。かつてないほどの激しいバッシングが続いている。東出は次々とCM打ち切りが決まり、唐田もドラマ出演を“自粛”。改めて不倫の罪深さが浮き彫りになったが、一口に不倫と言っても「タイミング」によってはさらに妻の怒りを買うことがある。その最たる例が、「妊娠中」だという。『イマドキの不倫事情と離婚』などの著書がある行政書士の露木幸彦氏はいう。
「十中八九、離婚につながります」(露木氏)
“育休宣言”をしながら妻の妊娠中に女性タレントと不倫していたことが報じられた元衆院議員の宮崎謙介もまさにこのケースだ。妻の金子恵美・元衆院議員に謝り続け、家事や育児を積極的に担うことで反省を示して離婚は免れたようだが……。露木氏が続ける。
「妊娠中の浮気が発覚した場合、子供がいるからと双方の家族からも説得されて、すぐに離婚とはならないかもしれません。ただ、不倫以外で夫婦喧嘩になった時も夫の立場は圧倒的に弱く、妻は“あんなことしたくせに”と不倫を蒸し返してだまらせようとしがちです。夫婦関係は平等でないと息苦しく続かないもので、結果的には不倫ではなく、『性格の不一致』で離婚に至るということは非常に多いです」
タイミングとともに、妻の心証を大きく変えるのが、不倫の「期間」だ。東出の場合は、5年の結婚生活のうちで杏の妊娠中も含めておよそ半分に及んでいたとされる。3万件以上の離婚相談を受けてきた夫婦問題研究家の岡野あつこ氏はいう。