多くの『イッテQ!』ファンが待ち望んでいた「祭り企画」の“復活”が決まった。既に収録は済んでおり、早ければ2月中に放送されるという。
晴れわたった空の下、青い法被にねじりハチマキ、白い足袋をはいた男性が、テレビ局のインタビューに答えている。カメラに真剣な表情を向けるのは、宮川大輔(47才)。ただ、これは日本のメディアではない。アメリカのあるテレビ局のニュース番組だ。
法被姿の宮川といえば、思い出すのが『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の人気コーナー「世界で一番盛り上がるのは何祭り?」。世界各地の祭りに参加する様子が評判を呼んだ“お祭り男”は、テレビ画面から消えて久しい。
原因は2018年11月に『週刊文春』が報じた「祭り企画のやらせ疑惑」に端を発する。現地の祭りとして紹介された「ラオスの橋祭り」や「タイのカリフラワー祭り」が、実際には存在せず、番組サイドが作り上げた“やらせ”だと、住民の証言などをもとに報じたのだ。
「日テレは “現地からの提案を受けて成立したもので、番組サイドで企画したものではない”と、テレビ局としてやらせには関与していないとの態度を取りつつも、祭り企画の休止を早々に決定しました」(テレビ局関係者)