チケット販売の開始当初は販売サイトにつながらないトラブルも(写真/アフロ)

 故ザハ・ハディッド氏がデザインした競技場は巨額の建築費がネックとなり実現に至らず、選考に携わった建築家・安藤忠雄氏は、「デザインで選んだだけで、その先のことは知らない」と弁明した。

●新国立競技場は完成したものの…

 新国立競技場に足を運んだ人たちからは、「座席が狭い」「椅子が硬い」「トイレが少ない」と不満が続出している。冷房設備がないため、真夏の開催が不安視されている。

●「やりがい搾取」と揶揄のボランティア問題

 研修などの名目で拘束されたりもする五輪ボランティア。“やりがい”をうたってはいるものの、医療現場などからは「真夏の高温の環境下、無償での奉仕に価するのか」という声も上がっている。

●チケット販売トラブル

 2019年5月、チケット販売の開始当初は販売サイトにつながらず、1時間以上待ったケースも。

●大腸菌だらけの会場

 トライアスロンなどの会場となるお台場の海からは基準値を超える大腸菌が検出され、選手からも「トイレのようなにおいがする」と声が上がった。

●疑惑の退任

 2019年、不正疑惑が浮上し、記者会見を開いた竹田恆和会長(当時)。一方的な弁明が読み上げられ、7分で終わった。

●いきなりの札幌開催に変更

 札幌開催の決定後に開催された選考会「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)・マラソン強化戦略プロジェクト」のリーダー・瀬古利彦氏は「急に札幌に行けといわれても…」と戸惑いを見せた。

※女性セブン2020年2月27日号

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