King & Princeの平野紫耀(23才)の人気はとどまることを知らない。女性ファッション誌の人気企画「国宝級イケメンランキング」で2019年の上半期と下半期で2連覇。阿川佐和子(66才)は新聞の連載小説で平野を実名で登場させ、明石家さんま(64才)はその天然ぶりに惚れ込んでいるという。
そんな平野は小学生に入学後すぐ体力づくりのためにダンススクールに入った。すぐに頭角をあらわし、15才でジャニーズ事務所に入所した。その後、ジャニーズJr.に所属。当初は関西ジャニーズJr.の一員として、コンサートの舞台に立ったり先輩のバックで踊るなど、テレビや舞台でも活躍した。
その後、2015年に18才で上京。平野のほか、永瀬廉(21才)と高橋海人(20才)が所属するMr.KINGと、岸優太(24才)、岩橋玄樹(23才)、神宮寺勇太(22才)からなるPrince、それぞれ別のユニットが活動を共にするという立ち位置で、「Mr.King vs Mr.Prince」として活動。
そして上京から3年で、King & Princeとして堂々のCDデビューを飾り、紅白にも2年連続で出場。順風満帆に見える平野だが、その間には心労もあった。
2016年の舞台『ジャニーズ・オールスター・アイランド』で、平野はそのときの心情をせりふにのせて語っていた。
「この舞台は、演出したジャニーさんの考えで、出演者の身に起こった実際の出来事を反映させて物語を展開していました。その中で平野さんは、《僕が東京に出る時に母親の頭に悪性の腫瘍が見つかった》《母さんは僕が小さい頃に離婚しちゃって、夜遅くまで働いたから病気になっちゃって》と語っていたのです。この部分は完全なせりふかと思われたのですが、後日、母親の闘病が報じられ、そんな思いを抱きながら舞台に立っていたのかと、とても驚きました」(舞台関係者)