沢尻エリカ(33才)や槇原敬之(50才)など、有名人の違法薬物逮捕が加速する昨今。紅白出場経験のある女性歌手Aにも薬物使用疑惑が浮上しているという。加えて、違法薬物の取り締まりを行う組織マトリ(厚生労働省地方厚生局麻薬取締部)や組対5課(警視庁組織犯罪対策5課)はさらなる大物をマークしているとの情報もある。
その中でも捜査当局が注目しているのが、「NHK紅白歌合戦」に出場経験のある歌手「A」だ。Aは過去に薬物使用の噂がたったことはなく、女性を中心に幅広い支持を集める人気歌手。切々とした歌い方でヒット曲も多く、代表曲はカラオケランキングで上位に入っている。
“狙われている”のはAだけではない。捜査関係者はこう語る。
「槇原の逮捕を受けて、複数の芸能人が芋づる式に逮捕される可能性が出てきています。組対5課の捜査関係者の間で具体的に名前が挙がっているのは、大御所バラエティータレントのB、大物男性歌手のC、オネエタレントのD。彼らは槇原と親密な関係にあった男性とのつながりがあり、全員同じ“薬物グループ”のメンバーとみられています。しかも薬物を仕入れているのはBで、Cは自宅を薬物パーティーの会場として提供することもあるそうです」(捜査関係者)
マトリが追うのは、人気ハーフタレントのEだ。
「六本木を中心に、幅広く飲食店を展開する男性経営者をマークしている。彼は飲み会と称してドラッグパーティーを開催しているようで、そこに頻繁に出入りしているのがE。Eは毒舌コメントで人気ですが、実はとても小心者らしく、撮影の前日になると緊張に耐えられなくなり、“ない?”と求めるようになっているようです。テンションが一瞬でぶち上がるコカインを好み、トイレで使用するからか、テレビ番組の収録前は、トイレが長いことでも有名です」
逮捕間近といわれているのは芸能人だけではない。有名大学のミスコン出身者で、フリーアナウンサーに転身し、現在もレギュラー番組を持つ人気女子アナウンサーのFもその1人だ。
「テレビでは“真面目な私生活”を送っているような雰囲気に見えますが、すでに組対5課がFの行動や周辺を洗っていると聞いています」(前出・捜査関係者)
Fがマークされるようになったのは、昨年末に、大学時代の知人が組対5課にコカインの使用・所持で逮捕されたことがきっかけだったという。
「その人物が薬物の売人だったため、組対5課は携帯電話の履歴や無料通信アプリなどを解析。Fがその売人と頻繁にやり取りしていたことが判明したそうです。Fは大物俳優との不倫も噂されていて、彼も“同罪”だったら大スキャンダルになる。その後も徹底的にマークを続けていて、タイミングを見計らって逮捕に踏み切るはず」(前出・捜査関係者)
テレビ関係者の間でも、Fは生放送の前日に、夜遅くまで繁華街で遊んでいると有名なのだとか。