居酒屋で「とりあえず…」の後に続くせりふといえば、これまでは“ビール”だったが、それがいま“レモンサワー”に変わっているという。
「インスタ映えする」「健康によさそう」などの理由から、レモンサワーをたしなむ“レサワ女子”も急増中ということで、レモンサワーの名店として知られる大阪の2つのお店から、門外不出のレサワレシピを教えてもらった。原料にこだわりアリ、作り方に工夫アリ。どこまで忠実に再現できるかは、あなた次第です!
◆炭酸の泡が消えないようにやさしく混ぜるのがポイント
レモンはもちろん、キウイやザクロなど、旬の国産果物をしぼった生しぼりサワーを提供する、関西屈指の名店が、大阪の蜆楽檸檬(けんらくれもん)だ。とにかく素材にこだわっていて、3月中旬までは、愛媛県内子町のレモンを使ったサワーを出すという(600円)。
「内子町のレモンは、果肉がしっかりしていて、酸味と甘みのバランスがよく、レサワにはピッタリなんです。自宅で作るときは、なるべく国産で、形がふっくらしたレモンを選ぶのがおすすめです」(オーナー・植岡慶さん)
店は立ち飲みで、缶詰とレサワをいただくシンプルスタイル。レサワに合うおすすめ缶詰は「広島牡蠣のオリーブオイル漬け」(800円)。レサワの定番メニューは、「レモンハイ」(600円)と、写真のレモン1個分をしぼった「スーパーレモン」(700円)の2種類。
■蜆楽檸檬の生しぼり「レモンハイ」の作り方
【1】グラスにたっぷりと氷を入れ、甲類焼酎50ml、強炭酸水(無糖)200~250mlを注ぐ。
【2】 【1】の上から半分に切ったレモンをしぼる(しぼり器がなければ手で)。
【3】マドラーで下から上に2回、ゆっくりかき混ぜる。炭酸の泡が消えないようにやさしく混ぜるのがポイント。
【蜆楽檸檬】
住所:大阪府大阪市北区曽根崎新地1-6-24
定休日:不定休