真剣な表情でタロット占を行うゆうたろう

ゆうたろう:それは言えません。ぼくの鑑定を頼りにしてくれるかたがいっぱいいるので、そのかたたちに「実はゆうたろうでした」みたいな、ネタみたいなことはしたくないんです。

――女優さんたちを占ったときの反応は?

ゆうたろう:どうも当たっているのか、みんな最後には涙を流すかたが結構いらっしゃいますね。芸能人は秘密を抱えこみやすいから、1人で悩むことも多いのでしょうね。内容は絶対に言えませんけどね。芸能人に限らず、女性は恋の悩みが多いですよ。男性はお金や仕事の悩みですね。

 占いで現状を突き付けるのではなくて「今はこうだけど、こうすれば良くなるから大丈夫」と抜け道を探すリーディングを心掛けています。ハッピーリーディングですね。最後は笑顔になる話をしたいと思っています。

――昨年末に投稿されたYouTube動画では、新型コロナウイルスの流行を予期するような内容を語っている。

ゆうたろう:2020年の日本を占ったのですが、「日本は2月にトラブルがある。逃げるような事柄が起こる」と占ったことが「新型肺炎の予知のようだ」と言われたりしています。今年は半ばごろまで悪いカードばかりが出たので心配なんです。

 たとえば、7月8月は東京オリンピックが開催されるのに全体的に盛り上がらないと出ています。それに天変地異のカードも出ています。地震か地殻変動でしょうか。3月~5月が怪しいんです。大地震が起きないといいのですが…。

――占いでは“笑い”ナシですね…。占い1本にしてもうモノマネはしない?

ゆうたろう:モノマネのネタしながら占う人に見てもらいたいですか?(笑い)。このキャラクターで30年近くやらせていただいたので続けたいけれど、両立は難しいかなと感じています。少なくとも「裕次郎さんのマネをしながら占う」みたいな、どちらも中途半端になるような仕事の仕方はしないと思います。

 占いが表に出るほどお笑いは終わりになるかも…。本当に悩んでいる人は、お笑い芸人に相談したくないでしょ。

――なぜ初めから占い師にならず、裕次郎さんのモノマネをしていたのでしょう?

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