2月中旬の深夜、静まり返った都内の住宅街で、大きな“影”が揺れていた。黒っぽいニット帽とメガネ、そしてしっかりとマスクをつけた“完全防備”は、新型コロナウイルス対策だけが理由ではない。彼の場合は、顔を隠すという重要な意味がある。この姿は誰にも見られたくない──。“自宅”周辺を所在なげに歩く東出昌大(32才)の胸には、そんな思いがあったのかもしれない。
「家をのぞき込んでいる人がいたから不審者かと思ったら、東出さんだったので驚きました。不倫騒動後はもちろん、今年に入ってから一切姿を見ていませんでしたから。東出さん、自宅に入れなかったんでしょうね。外から家をのぞいていたものの、しばらくしていなくなりました」(近隣住民)
1月下旬、『週刊文春』に女優・唐田えりか(22才)との不倫を報じられて以降、東出の生活は一変した。
「現在放送中の主演ドラマ『ケイジとケンジ』(テレビ朝日系)のインスタグラムでは、ほかの出演者の写真はアップされるのに、東出さんの写真はなし。CMも相次いで降板となり、クライアントから巨額の賠償請求を受けるという報道もあります。俳優生命が窮地なのは言うまでもありません」(テレビ局関係者)
妻の杏(33才)は東出の不貞に傷つき、夫を自宅から追い出した。いまも東出はマンスリーマンションで生活しているという。
「東出さんは直接会って謝りたいと訴えていたようですが、電話にも出てもらえず、LINEもブロックされたのでしょう。頼みの綱のメールにも、返信はほとんどないそうです」(芸能関係者)
冒頭のシーンは、東出が妻子の住む家に“帰宅”したときの様子だった。連絡を拒否された彼がとった最後の手段が、“アポなし突撃”だったわけだが、家に入ることは叶わなかったようだ。