King & Prince(通称キンプリ)のファンから、歓喜の声が上がりそうだ。
「各局で争奪戦が繰り広げられていたキンプリですが、ゴールデン帯のバラエティー番組が内定したという情報が出ています。まだ企画を詰めている段階で、発表はまだ先。関係者の間では、年内で活動休止となる嵐の『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)や『VS嵐』(フジテレビ系)の後番組としても期待が高まっています」(テレビ局関係者)
キンプリは2018年にデビュー。グループとしての活動はもちろん、個人でもドラマや映画に出演してきたが、特に待たれていたのが、バラエティーの冠番組だった。
「後からデビューしたSnow Manが、この3月からTBSの深夜帯で冠番組をスタートさせます。キンプリファンは、まだかまだかとしびれを切らしている」(芸能関係者)
ファンの期待が高まるのも無理はない。メンバーそれぞれに、バラエティー番組で輝く“素質”が垣間見えるからだ。キンプリファンが、コンサート時の役割分担からこんな分析をする。
「永瀬廉くん(21才)がMCを担当するしきり役です。下ネタもさわやかだし、突っ込みの言葉選びもうまい。バラエティーでもスムーズに番組を回せるはずです。平野紫耀くん(23才)は、ド天然。何をやらせても面白い。高橋海人くん(20才)は癒し系で、みんなの言葉を的確に拾ってつなげる才能があるし、神宮寺勇太くん(22才)は、ほかにはいないナルシストキャラがハマっている。いじられ役の岸優太くん(24才)もいるし、キンプリのバラエティー番組は、ファンじゃない人が見ても絶対に面白いはず!」
ファンの期待は膨らむ一方だが、テレビ局関係者は別の見立てをしている。
「鍵を握るのは平野さんでしょう。彼の“あの天然ぶり”は、バラエティーには不可欠です。ただ、その天然さが際立ちすぎてしまうと、グループとしての印象が薄くなってしまいますし、バランスが重要ですね」
平野は、「セプテンバーは何曜日?」「座右の銘はみずがめ座」といった天然発言や、「5円チョコと間違えて五円玉を食べていた」などの逸話をたびたび番組で話している。
天然エピソードはバラエティー番組で武器となる半面、リスクもある。
「現状では毎回ゲストを招く形の番組が想定されています。もちろんワンマンプレーはNG。何より“空気を読む”というバラエティーの掟を彼も理解していないといけません。バラエティー慣れしていない彼は、いまから震えているようですが、ああ見えて実は勉強熱心なところがある。そこで、頼れる先輩にいろいろと相談をしているんです」(前出・芸能関係者)