静かなはずの深夜3時すぎの東京・中目黒の大通りに「オラ~ァ!!」と、大きな奇声が響き渡った。声の主は、この夜に南青山の「Blue Note」で36才のバースデーライブを行っていた、女優で歌手の土屋アンナだ。
黒のキャップにブルーが鮮やかなデニムの上下と、少しやんちゃな服装がオシャレに決まっている彼女。イケメンの夫に担がれ、肩の上でジタバタ暴れている。傍から見ると、中国雑技団のようにアクロバティック。数は少ないながら通りすがりの人たちに見られていることも、一切気にしない様子だ。
ライブ後の打ち上げで泥酔して、もはや制御不能。夫とギターを背負った男性の2人がかりで無理やりタクシーに乗せられて帰っていった。アンナをよく知る音楽関係者が言う。
「良くも悪くも彼女らしいですね。仕事もプライベートも順調な証拠です。この夜も介抱してくれているのは旦那さんでしたが、アンナさんは3年前に再々婚した彼のことが大好きなんです。今でも2人で帰るときはぴったり寄り添うなど、アツアツですよ」
この日、ライブ終演後に打ち上げが始まったのは深夜0時。朝方まで営業している寿司店で、総勢15人でにぎやかに盛り上がったという。店内で居合わせた客が明かす。
「アンナさんは、刺身の盛り合わせをツマにハイボールをグイグイ飲んでおかわりしていました。あっという間に酔っ払って、テンションアゲアゲでした。美貌はテレビで見たまんまでしたが、大きな声で騒いでいたので、芸能人というか、近所のお姉さんという感じで親近感がわきましたね」