ギャラリーの声援が優勝争いをしている若い選手に向けられることもあったという。
「さすがにパットを外して喜ばれるというほどの露骨な経験はありませんが、相手が贔屓にされると余計に燃えましたね。ただ、私は鈍感なので気がつかないことも多かったのですが(苦笑)」
賞金より名誉。メジャー(公式戦)には1か月前から照準を合わせて練習したというが、最近の女子プロブームをどう見ているのか。
「華やかでいいですね。スタイルもいいし、ウエアもカラフルで可愛い。昔はモノトーンの地味なウエアで、私なんか何を着ても同じでした(笑い)。ただ、今も昔も変わらないのは練習しないと勝てないということでしょう。私たちの世代は勝つために死に物狂いで練習しましたから」
※週刊ポスト2020年4月3日号