「この春いちばん注目の舞台と言えば『桜の園』。有名なチェーホフの作品で何度も上演されていますが、なんと言っても、今回はあの2人が共演するんですから」(舞台関係者)
あの2人とは、大竹しのぶ(62才)と宮沢りえ(46才)だ。4月4日に初日を迎えるが、数々の舞台をこなす2人が共演を果たすのは実に6年ぶりとなる。なお、12日までの11公演は中止が発表された。
「しばらく共演NGといわれていましたから、ようやく解禁なのだと関係者はホッとしました。もともと大竹さんとりえさんは、中村勘三郎さん(享年57)も交えて、なじみのお寿司屋さんに一緒に飲みに行くなど仲がよかったのです。ところが、勘三郎さんが2012年に亡くなり、さらにりえさんが離婚してから関係がぎくしゃくしてしまった。大竹さんはりえさんの前夫とも仲がよく、“りえちゃん許せない”と周囲に話していたこともありました。仲間で集まる飲み会に、りえさんだけ誘わなかったこともあったとか」(演劇関係者)
さらに劇作家の野田秀樹氏(64才)との関係も2人の溝を深くしたという。
「りえさんはあの頃毎年のように野田さんの舞台に出演していて、彼からの信頼も厚かった。大竹さんがそれに嫉妬したといわれています。大竹さんと野田さんは事実婚の時期も長かったですしね…。大竹さんがりえさんの舞台を見て演技を酷評していたこともあり、不仲、共演NGといわれるようになったわけです」(前出・演劇関係者)
そんな2人の関係の修復のきっかけは、2018年にりえが森田剛(41才)と再婚をしてからだという。