「検査数を抑えたことで院内感染が広がり、医療崩壊が始まっている」──。4月17日、『報道ステーション』(テレビ朝日系)に英ロンドンからの中継で出演し、そう厳しい表情で語ったのは、WHO事務局長上級顧問を務める渋谷健司氏(英キングス・カレッジ・ロンドン大学教授)。新型コロナウイルスの感染拡大にあたり、なかなか検査数を増やそうとしない日本政府を真っ向から批判する公衆衛生学の専門家として注目を集めている人物だ。
7日に日本政府が緊急事態宣言を出したことについても、「遅きに失した感は否めない」(16日付朝日新聞朝刊)と痛烈に批判した。
白髪交じりの爽やかなヘアスタイルに、ワイルドなひげ。優しい目元ながら、ズバズバと厳しい分析と指摘を繰り返す──そういえばこの渋谷氏、どこかで見覚えがあるような…。
「皇后雅子さまの妹さんの夫だったかたです。東大医学部卒、米ハーバード大学でも学んだ超エリート医師という経歴のみならず、雅子さまの実妹との結婚と離婚も話題になりました」(皇室記者)
渋谷氏は1999年、雅子さまの妹の小和田節子さん(53才)と結婚。文化人類学者の節子さんも東大文学部卒、ハーバード大学にも留学経験がある才媛だ。出会いはハーバード大学のキャンパスという「超エリート婚」で、ふたりはしばらくスイス・ジュネーブで暮らした。
ところが、その結婚生活は2017年秋、突然のピリオド。
「離婚から数か月後、渋谷さんはフリーアナウンサーと再婚しました。離婚からすぐの“電撃婚”だったので、報告を受けた知人の中には、“そもそも離婚したことを知らなかった”という人もいたようです」(前出・皇室記者)
雅子さまにとって節子さんは最愛の妹。父親の仕事の都合で海外生活の長かった幼少期から、節子さんの双子の姉・礼子さん(53才)と共に常に三姉妹で支え合ってこられた仲よし姉妹だった。