緊急事態宣言に伴う休業要請は幅広い業種にわたるが、いわゆる「3密」にならないという理由からゴルフ場および練習場(屋外施設)は対象から外れ、関係者たちは胸をなで下ろしていた。
ところが石田純一(66)の感染で、アゲンストの風が吹き出した。
「当初は“仕事で沖縄に出掛けていた”との説明だったが、実はゴルフ場で体調の異変を訴えていたことが発覚。さらに、その約1週間前に茨城県内のゴルフ場でもラウンドしており、その時の同伴プレーヤーら3人の感染者が出たことも明らかになった」(芸能記者)
一連の行動について、ラジオ出演した石田は「東京から出るべきではなかったと反省しております」と語ったが、青ざめたのは全国のゴルフ場だ。多くのゴルフ場は3月中旬から浴室やロッカールームを使用禁止にしたり、レストランを営業せずにスループレーにしたりするなどの対策を講じていた。関東のゴルフ場支配人が顔を曇らせる。
「キャディのクラブ手渡しや、バンカーレーキの使用も禁止しました。(気候の良い)稼ぎ時だけに営業は続けたい。ただ、石田さんの件で“ゴルフ場は危ない”という印象が広まっている。常連メンバーさんも“家にコロナを持ち帰ったら妻から勘当される”といってキャンセルされました」