国内

亀井静香氏「自衛隊と警察出動で出歩いている人を帰宅させよ!」

政界の重鎮は今なにを思う(写真/共同通信社)

 政治や政権がおかしい。誰もがそう思いながら、その声は届かない。首相は自らに賛同を示す「いいね」以外、受け付けないからだ。だが、政界の先達たる亀井静香氏(83)の直言ならば、無視するわけにはいかないだろう。亀井氏がコロナ禍に覆われている日本に意見する。

 * * *
 今の事態は、人類が生存を続けるか、死滅してしまうのか、その岐路に立っている。こういう状況だから、物理的な対応も、知恵も出し、あらゆる手段を講じなければならない。

 そのための財源はいまの日本には無制限にある。日銀が国債の買い取りをバンバンできるようになった。政府が国債を発行すれば、日銀がどんどん買い取ってくれる。無制限に財源を調達することができるのです。だから政府は、「財源がない」とは言えません。

 まず問われているのは国民の覚悟です。自由に過ごすことを選ぶのか、生き延びるために自由の制約を受け入れるのか。これを国民が選ばねばならない。

 その上で政府は、国民の自由を奪っちゃならないが、自由な移動を最大限制限する措置を取らねばならない。今も繁華街をウロウロと多くの国民が出歩いている。それこそ、自衛隊と警察を街頭に出して、外出している住民を家に帰らせる。それくらいのことをしなくてはならん。

 なのに政府は何もやっておらんじゃないか。緊急事態宣言を出しても、都道府県に外出自粛の要請や企業や商店に対する補償をやらせている。日本全体の問題なのだから自治体ではなく政府が先頭に立って直接行なうように改めねばならない。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン