発売3週間で約300万本の売り上げを達成(ファミ通調べ)した、大流行中のNintendo Switch向けゲームソフト『あつまれ どうぶつの森』(通称『あつ森』)。実はこのゲーム、子供だけでなく大人も夢中になる要素がたくさんだ。
魚釣りや虫捕り、ガーデニングなどスローライフを楽しむゲーム『どうぶつの森』。2001年の第1作発売以降、大人気のシリーズだが、今作の売れ行きはいままで以上だ。ヒットの理由をゲーム総合誌『週刊ファミ通』編集人/ファミ通グループ代表の林克彦氏はこう分析する。
「シリーズ自体のファンが多いことに加えて、今作は初のスイッチ用ソフト。ご家庭のリビングに置かれていることが多いゲーム機なので、発売前から“次のどうぶつの森は、家族みんなで遊べそう”という雰囲気ができていたのが大きいのではないでしょうか」(林さん・以下同)
新型コロナウイルス感染拡大による外出自粛要請にともなう、ゲーム業界自体の家ごもり需要もある。
「実は『あつ森』と同時期に大きいタイトルが複数発売されているのですが、どれも売れ行き好調です。なかでも『あつ森』が飛び抜けている理由は、“平和さ”。争ったり戦ったりすることなく、まったり楽しめる。さらに今作は最大8人まで通信プレー可能。友達の島に行って果物を交換したり、チャットで話したり。現実世界で人と会いづらいご時世なので、ゲーム上で簡単なコミュニケーションを取れるのは、すごくいいですよね」
いままでゲームをやったことがない人でも楽しめる?
「簡単な操作ばかりなので大丈夫です。ゲーム内に細かい目的がたくさん設定されているので、自由すぎて何をしたらいいかわからないということもありません。現在、スイッチの品切れが続いているのですが、ご家族やお知り合いがスイッチを持っているのであれば、ぜひ一緒に遊んでみてください」
街を作ったり、おしゃれを楽しんだり、友人と通信したり…自由な遊び方が魅力の『あつ森』。初心者の皆様に『向けて、代表的な楽しみ方をいくつか紹介する。