「ただの微熱ではあったんですけど、やっぱり頭のどこかに“もしかしたら”という不安はあった」
櫻井は4月27日に月曜キャスターを務める『news zero』(日本テレビ系)への出演を取りやめ、翌28日の『VS嵐』(フジテレビ系)の収録も欠席。超のつく人気者の発熱に、現場は騒然とした。
櫻井はテレビ番組のレギュラーに加え、ナレーションや雑誌の連載などを含めると、月に約20本もの仕事を抱える。
「櫻井さんが欠席した『VS嵐』の収録は急遽、メンバー同士も顔を合わせず、リモート収録する形に変更されました。スタッフも体温を測定してから持ち場につくという、厳戒態勢になったんです」(テレビ局関係者)
ジャニーズ事務所は、積極的に新型コロナウイルス対策を行っている。ファンとともに感染予防に努めるとして、公式サイト上に具体的な予防策を掲載。所属タレントによる「手洗い動画」を公開し、医療機関での資材不足が問題になると、防護服やマスクなどを寄付している。
不安な日々を過ごした櫻井を支えたのは、ほかならぬ嵐のメンバーだった。
5月2日、嵐がインターネット上で配信した動画コンテンツ、『嵐のワクワク学校オンライン』でこんなやり取りがあった。メンバーはリモート出演し、そこには櫻井の姿も。「いまこそ感謝を伝えよう」というテーマの中で、櫻井は発熱に関して4人に「夜の9時に、ご迷惑をおかけしますと連絡を入れた」ことを明かした上で、各メンバーから届いた返信をファンに紹介した。
松本潤(36才)からは《安全第一だと思うので 無理なさらず》。大野智(39才)と二宮和也(36才)は、櫻井の性格を理解していることが見て取れる「考えすぎないでね」という趣旨のメッセージだったという。
相葉雅紀(37才)から返信があったのは、なんと翌朝4時頃。夜8時には寝てしまい、
《変な時間に寝てしまい今見ました ゆっくりしてね! 夜分にすいません…》
という内容だったようだ。