新型コロナの影響で寄席がなくなり、近所の散歩を始めたヨネスケ氏は、それまで気づかなかった自然の美しさに感動した。立ち止まって自分を見つめることでこれから先の人生に前向きになったと語る。
「今日も散歩中にベンチに座った2人のおばあちゃんが、マスクをして社会的距離を取りながら、『えー?』『何ですって?』と大声でやり合う姿を見て、高座で話せばウケると思った。そんな風に、まだ長生きして芸人としてネタでコロナをやっつけたいと思っているんです。年寄りだからって命を若者に譲れと言われて、すぐに『ハイ』とは言えません」(ヨネスケ氏)
※週刊ポスト2020年5月22・29日号