遠くからでもハッキリわかる、全身蛍光イエローの姿で収録現場に入るDJ KOO(58才)を、4月下旬の夜にキャッチした。服にもスニーカーにも「DJ KOO」と名前がプリントされている。顔はサングラスにブルーの帽子、そしてブルーのマスクで覆われているものの、トレードマークの金髪は、彼の最近の活躍を象徴するように輝いていた──。
かつてバブル期に数々のアーティストの楽曲リミックスを手掛け、1990年代にはTRFの一員として一世を風靡したDJ KOO。数年前から“天然キャラ”としてバラエティー番組で再ブレークした彼は、テレビに映らない私生活でも圧倒的な存在感を放っている。
この日は、『文化放送ライオンズナイタースペシャル 音楽で日本をアゲる!』という、プロ野球開幕延期に伴い、同局が代替で放送した特番にパーソナリティーとして出演した。新型コロナウイルスで自粛生活をするリスナーたちへ「元気になれる曲」の数々を届けた後に、「俺、今日は気合入れてお気に入りの全身黄色の服着てきたんだけどさ、よく考えたらラジオだから、誰も見れねぇじゃん」と、おとぼけ発言をして笑いを誘っていた。
DJ KOOの古くからの知人は「彼が20代だったTRF時代は、ご存じの通り、元祖ガン黒ギャル男のルックスでしたし、昔からファッションは個性的でしたよ。パブリックイメージだけでなく、私生活で着るものもド派手でした」と笑いながら明かす。