サーモンピンクのマスクをつけ、意気揚々とスーパーへ買い出しに向かう女性。この前日、ファンが待ち望む“解禁”に踏み切った、三浦百恵さん(61才)だ。
5月29日、定額制配信サービスで、百恵さんの楽曲配信がスタート。『いい日旅立ち』『秋桜』『さよならの向う側』などの全シングルに加え、アルバム収録曲などを含めた計600曲以上が聴き放題となり、ニュースとして大きく取り上げられた。
「今年は百恵さんが引退して40年であり、楽曲の権利を持つホリプロの創業60周年という節目の年。そういった記念もあり、解禁されたようです。ただ、副産物として『百恵さんの楽曲をカバーして人気が出てきた長男にもいい影響があるのでは?』という人もいます」(音楽関係者)
百恵さんには、2人の息子がいる。長男の祐太朗(36才)はバンドマンとして、次男の貴大(34才)は、俳優としてそれぞれデビューを果たした。
「貴大さんは、放送中のNHKの朝ドラ『エール』や、大河ドラマにも登場。映画でも『進撃の巨人』『シン・ゴジラ』などの話題作に出演するなど、高い演技力でオファーが続いています。半面、祐太朗さんは、ヒット曲に恵まれず伸び悩んでいる印象です。そんな長男を、百恵さんは陰ながら案じていたようです」(前出・音楽関係者)
少年時代にMr.Childrenに憧れ、音楽の道に進んだ祐太朗。過去には、バンドメンバーが「百恵さんの曲はダサかっこいい」と評したことで、百恵さんファンから反感を買ったこともある。
「デビューからわずか2年後、方向性の違いによってバンドは活動を休止。祐太朗さんはソロに転じたものの、思うようにヒットが飛ばせず、ショッピングモールのイベントスペースで歌う日々が続いていました」(前出・音楽関係者)