●環境省「国立公園のキャンプ場などへのネットインフラ整備」に30億円
国立公園への観光客誘致や「ワーケーション(ワークとバケーションの融合)」のためのネット環境整備などに補助金を振る舞う。
「対象となるのは国立・国定公園で、ワーケーションの環境整備は国民保養温泉地に該当する地域のキャンプ場やホテルも含まれている」(環境省国立公園課)という。
事業概要の説明資料では〈感染リスクの少ない自然の中でクリエイティブに仕事ができる場として国立・国定公園、温泉地の新たな魅力を打ち出す〉としているが、“Wi-Fiを整備したのでキャンプ場で仕事をしよう!”と言われても、コロナ危機で仕事を失ってしまった人はどうしようもない。
※週刊ポスト2020年6月26日号