5月中旬の都内某所で、書類を両手に抱えてグレーのキャップを目深に被り、小顔をマスクですっぽり埋めた細身の長身女性が現れた。人気女優の新垣結衣(32才)である。ひざ下まである黒のロングカーディガンにベージュのストールと、新緑の季節にしては珍しい防寒スタイルが、高い身長と相まって、街中で際立っていた。
一昨年夏のヒット映画『コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』と、同年10月クールの連続ドラマ『獣になれない私たち』以来、実質的にはドラマ出演を休んでいたガッキー。そんな中、2016年に“恋ダンス”で一大ブームを巻き起こした連続ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の再編集バージョン「ムズキュン!特別編」が放送された。トータル3回目となる再放送にもかかわらず、視聴率は毎回2ケタを記録する快挙だった。
6月11日が32歳の誕生日だった新垣。3日前の8日から「#新垣結衣誕生祭2020」がツイッターでトレンド入りすると、「3日前からトレンドって、新垣様すごい」などと盛り上がった。誕生日当日はほぼ1日中SNSのタイムラインに新垣の写真が流れていたほど。多くのCMにも出演する新垣は、スポンサーから好感度が高いことはもちろん、「スタッフにも気さくに接してくれるから、現場のウケも非常に高いですよ」(キー局ディレクター)という。
昔からインドア派を公言する新垣の私服シーンは貴重だが、人気スタイリストは「ガッキーさんは、プライベートでも、いつも派手じゃなく黒やベージュ系の控えめな服装ですよね。この写真ではブランド名までは分かりませんが、撮影現場に来るときは、ハイブランドものをさらりと着こなしていらっしゃいますよ。169cmのスラリとしたスタイルが“映え”ですね」と絶賛する。
この夏からはムロツヨシ主演のドラマ『親バカ青春白書』(日本テレビ系)への出演が決定した新垣。久しぶりのドラマ出演で、新たなガッキーの姿が見られるかもしれない。