芸能

菊池桃子、エリート官僚の夫が語る「事務所独立」と「別居」

政界進出も噂される菊池

 中居正広(47才)、米倉涼子(44才)、柴咲コウ(38才)…今年は大物芸能人の独立が相次いでいる。その中でも、芸能関係者が「異例」と口を揃えるのが、6月20日付で所属事務所から独立した菊池桃子(52才)だ。

「菊池さんは現在、NHKの朝ドラ『エール』で、窪田正孝さん(31才)演じる主人公の母親役として出演しています。放送が終了してからならまだしも、放送中に独立なんて、誰が見ても異例のタイミングです。菊池さんは、こんな“身勝手なこと”をする人ではなかったし、社長との関係性を考えると不思議で仕方ありません…」(芸能関係者)

 菊池は1983年にアイドルとしてデビューすると、中山美穂(50才)や岡田有希子さん(享年18)らとともに、1980年代を代表するアイドルとして活躍した。しかし、1988年にロックバンド『ラ・ムー』を結成してイメージチェンジを図ると、人気は低迷。翌1989年に移籍したのが、件の事務所だった。

「ここは、菊池さんのデビューにもかかわっていた女性社長のIさんが、迷走する彼女を助けるために立ち上げたような事務所なんです。菊池さんは1995年にプロゴルファーの西川哲さん(52才)と結婚して、2児をもうけています。Iさんは、菊池さんが育児で仕事ができない間も、変わらずに給料を払い続けていたといいます。2011年に西川さんと離婚したときも、親身になって相談に乗っていました。そうしたIさんのサポートがあったからこそ、菊池さんは女優としてキャリアを積むことができたし、朝ドラの重要な役どころを担うまでになったんです。

 菊池さんは事務所の屋台骨ですから、いま辞めたら事務所にも、お世話になったIさんにも影響があるのは明白です。30年以上も一緒にやってきたのに、“なぜいま?”と首を傾げる人が多いのは当然です」(前出・芸能関係者)

 変化が見え始めたのは、昨年の秋頃だったという。

「あるパーティーで顔をあわせた事務所の関係者が、“最近、社長と桃子の意思疎通がうまくいかないことが増えた”とこぼしていたんです。その頃には、独立の話し合いが始まっていたのかもしれません」(テレビ局関係者)

 時を同じくして、菊池には大きな変化があった。

 昨年11月、経済産業省・経済産業政策局長の新原浩朗氏(60才)と再婚し、“第二の人生”をスタートさせた時期でもあるのだ。

 菊池は女優からの“転身”を図る中で、新原氏と出会い愛を育んでいた。

「菊池さんは2012年に母校の戸板女子短期大学の客員教授に就任していて、キャリア教育に関する教鞭をとっています。2015年には一億総活躍国民会議の民間議員、翌年には文科省の初等中等教育局視学委員になるなど、“有識者”として扱われる機会が増えていきました。そうした活動の中で出会ったのが、新原氏でした」(前出・芸能関係者)

 夫となった新原氏はエリート官僚だが、“優秀すぎる”人物としても知られている。

関連記事

トピックス

佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
「岡田ゆい」の名義で活動していた女性
《成人向け動画配信で7800万円脱税》40歳女性被告は「夫と離婚してホテル暮らし」…それでも配信業をやめられない理由「事件後も月収600万円」
NEWSポストセブン
大型特番に次々と出演する明石家さんま
《大型特番の切り札で連続出演》明石家さんまの現在地 日テレ“春のキーマン”に指名、今年70歳でもオファー続く理由
NEWSポストセブン
NewJeans「活動休止」の背景とは(時事通信フォト)
NewJeansはなぜ「活動休止」に追い込まれたのか? 弁護士が語る韓国芸能事務所の「解除できない契約」と日韓での違い
週刊ポスト
昨年10月の近畿大会1回戦で滋賀学園に敗れ、6年ぶりに選抜出場を逃した大阪桐蔭ナイン(産経新聞社)
大阪桐蔭「一強」時代についに“翳り”が? 激戦区でライバルの大阪学院・辻盛監督、履正社の岡田元監督の評価「正直、怖さはないです」「これまで頭を越えていた打球が捕られたりも」
NEWSポストセブン
ドバイの路上で重傷を負った状態で発見されたウクライナ国籍のインフルエンサーであるマリア・コバルチュク(20)さん(Instagramより)
《美女インフルエンサーが血まみれで発見》家族が「“性奴隷”にされた」可能性を危惧するドバイ“人身売買パーティー”とは「女性の口に排泄」「約750万円の高額報酬」
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン
悠仁さまの通学手段はどうなるのか(時事通信フォト)
《悠仁さまが筑波大学に入学》宮内庁が購入予定の新公用車について「悠仁親王殿下の御用に供するためのものではありません」と全否定する事情
週刊ポスト
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”の女子プロ2人が並んで映ったポスターで関係者ザワザワ…「気が気じゃない」事態に
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認める(左・時事通信フォト、右・Instagramより 写真は当該の店舗ではありません)
味噌汁混入のネズミは「加熱されていない」とすき家が発表 カタラーゼ検査で調査 「ネズミは熱に敏感」とも説明
NEWSポストセブン
船体の色と合わせて、ブルーのスーツで進水式に臨まれた(2025年3月、神奈川県横浜市 写真/JMPA)
愛子さま 海外のプリンセスたちからオファー殺到のなか、日本赤十字社で「渾身の初仕事」が完了 担当する情報誌が発行される
女性セブン
昨年不倫問題が報じられた柏原明日架(時事通信フォト)
【トリプルボギー不倫だけじゃない】不倫騒動相次ぐ女子ゴルフ 接点は「プロアマ」、ランキング下位選手にとってはスポンサーに自分を売り込む貴重な機会の側面も
週刊ポスト