都道府県をまたぐ移動の自粛要請が全国で緩和され、梅雨明けが待ち遠しい今、旅への欲求が高まっている人も多いだろう。そろそろ夏旅の計画を練ってはいかがだろうか。
個人の希望に合わせた旅プランを作る「ウェブトラベル」に所属するトラベルコンシェルジュ、北島舞さんが提案するのは、ローカル線でゆく富士山づくしの静岡ぶらり旅だ。
「のどかな岳南電車と各地からの富士山の景色を満喫しながら、新鮮な魚介とご当地グルメを味わい、焼津温泉の湯で身も心もリフレッシュしていただく旅です」(北島さん)
1日目は東京駅から東海道新幹線と東海道本線を乗り継ぎ、全ての駅から富士山が見える鉄道「岳南電車」の起点・吉原駅へ向かう。電車に揺られ、岳南江尾(えのお)駅で下車し、富士山の眺望を堪能しよう。
目を楽しませたら吉原本町駅へ。ご当地グルメ「つけナポリタン」発祥の地・吉原商店街で昼食。焼津黒潮温泉の宿泊ホテルでは、露天風呂から駿河湾越しの富士山の絶景を楽しみたい。