国内

紀子さま、眞子さま結婚への反対は女性宮家のため時間稼ぎか

特に「母子密着」といわれるほど、悠仁さまへの愛情は深い。(撮影/JMPA 写真は2月18日、東京・台東区)

 久しぶりに学校が再開し、うれしそうに学校へと向かう息子の姿を、母は目を細めて見送る──。多くの家庭で見られたそんな光景が、秋篠宮家にもあった。しかし、わが子を見送る母親はどこか心配そうな表情を浮かべていたという。

 秋篠宮家の長男、悠仁さま(13才)は6月上旬、休校となっていたお茶の水女子大学附属中学校(東京・文京区)への登校を再開された。

「秋篠宮ご夫妻は、新型コロナウイルスの影響を考慮され、登校させるか相当に悩まれたそうです。特に紀子さま(53才)は自ら新型コロナの情報を集められ、専門家からご進講を受けられるように率先して動かれるなど、危機意識がお強い。自主欠席をさせるという選択肢もあったはず。それでも、“一般感覚”を大事にされるご夫妻ですから、心配ながらも出席させることを選ばれたそうです」(宮内庁関係者)

 将来の天皇である悠仁さまのことを第一に考えられ、紀子さまはいつもそばで支えてこられた。しかし、その愛情が、眞子さま(28才)と佳子さま(25才)との間に溝を生んでいるという。

《幼い頃より結婚をする時は、皇族の立場を離れる時である、という意識を持って過ごしてきました》

 秋篠宮家の長女、眞子さまは2017年9月、小室圭さんとの婚約内定会見で、こう話された。当時は女性皇族が結婚後も皇室に残る「女性宮家」を作るべきか、議論が再燃していた。そんな中で、ご自分が皇室を離れられることに言及されたために、女性宮家に対する“ご辞退宣言”ではないかと話題になった。

「眞子さまは結婚後に皇室を出られて一般人として生活を送られるように、幼い頃から育てられてきました。将来はご両親と同じように恋愛をして結婚し、皇室を出るものと思って過ごされてきたはずです。ですから、女性宮家創設が決まる前にはっきりと“辞退”の意思表示をされたのでしょう」(前出・宮内庁関係者)

 俎上にあがっている女性宮家が創設されれば、いままで思い描いてきた将来が一変するかもしれない──そうした不安を、女性皇族方はどう受け止めておられるのか。

 2012年1月、三笠宮家の長女の彬子さま(38才)は、女性宮家について次のように述べられた。

《「お前たちは結婚したら民間人だから」と、子供の頃から父に言われてきましたが、その前提が大きく変わるかもしれないというので、私自身、落ち着かない状態です》

 自分たちの置かれた不安定な立場に心配を深められた彬子さまは《決めるのであれば早く決めていただきたい》と、踏み込んだ発言も続けられた。

 彬子さまが吐露された複雑な心中は、女性皇族方の本音だろう。特に、内親王の中で最も年長の眞子さまは、女性宮家が創設されれば世代的に「筆頭宮家の当主」となられる可能性がある。精神的なご負担は計り知れない。

関連記事

トピックス

紅白初出場のNumber_i
Number_iが紅白出場「去年は見る側だったので」記者会見で見せた笑顔 “経験者”として現場を盛り上げる
女性セブン
ストリップ界において老舗
【天満ストリップ摘発】「踊り子のことを大事にしてくれた」劇場で踊っていたストリッパーが語る評判 常連客は「大阪万博前のイジメじゃないか」
NEWSポストセブン
大村崑氏
九州場所を連日観戦の93歳・大村崑さん「溜席のSNS注目度」「女性客の多さ」に驚きを告白 盛り上がる館内の“若貴ブーム”の頃との違いを分析
NEWSポストセブン
弔問を終え、三笠宮邸をあとにされる美智子さま(2024年11月)
《上皇さまと約束の地へ》美智子さま、寝たきり危機から奇跡の再起 胸中にあるのは38年前に成し遂げられなかった「韓国訪問」へのお気持ちか
女性セブン
佐々木朗希のメジャー挑戦を球界OBはどう見るか(時事通信フォト)
《これでいいのか?》佐々木朗希のメジャー挑戦「モヤモヤが残る」「いないほうがチームにプラス」「腰掛けの見本」…球界OBたちの手厳しい本音
週刊ポスト
野外で下着や胸を露出させる動画を投稿している女性(Xより)
《おっpいを出しちゃう女子大生現る》女性インフルエンサーの相次ぐ下着などの露出投稿、意外と難しい“公然わいせつ”の落とし穴
NEWSポストセブン
田村瑠奈被告。父・修被告が洗面所で目の当たりにしたものとは
《東リベを何度も見て大泣き》田村瑠奈被告が「一番好きだったアニメキャラ」を父・田村修被告がいきなり説明、その意図は【ススキノ事件公判】
NEWSポストセブン
結婚を発表した高畑充希 と岡田将生
岡田将生&高畑充希の“猛烈スピード婚”の裏側 松坂桃李&戸田恵梨香を見て結婚願望が強くなった岡田「相手は仕事を理解してくれる同業者がいい」
女性セブン
電撃退団が大きな話題を呼んだ畠山氏。再びSNSで大きな話題に(時事通信社)
《大量の本人グッズをメルカリ出品疑惑》ヤクルト電撃退団の畠山和洋氏に「真相」を直撃「出てますよね、僕じゃないです」なかには中村悠平や内川聖一のサイン入りバットも…
NEWSポストセブン
注目集まる愛子さま着用のブローチ(時事通信フォト)
《愛子さま着用のブローチが完売》ミキモトのジュエリーに宿る「上皇后さまから受け継いだ伝統」
週刊ポスト
連日大盛況の九州場所。土俵周りで花を添える観客にも注目が(写真・JMPA)
九州場所「溜席の着物美人」とともに15日間皆勤の「ワンピース女性」 本人が明かす力士の浴衣地で洋服をつくる理由「同じものは一場所で二度着ることはない」
NEWSポストセブン
イギリス人女性はめげずにキャンペーンを続けている(SNSより)
《100人以上の大学生と寝た》「タダで行為できます」過激投稿のイギリス人女性(25)、今度はフィジーに入国するも強制送還へ 同国・副首相が声明を出す事態に発展
NEWSポストセブン