変形水着には、大事なところをギリギリ隠してセクシーに見せるグラビアスタッフの創意工夫が詰まっている! 今年もやります、「グラドル変な水着グランプリ」。実用性ゼロだけど情熱100%のおバカ衣装を徹底調査。1980年代からアイドルイベントを取材し、これまで出会ったアイドルは1万人以上というアイドルウォッチャーの北川昌弘、グラビアアイドルの浜田翔子、数多くのグラビア撮影の現場で活躍するヘアメイク・スタイリストの山田友美の3氏が、語り合った。
V字、Y字、T字、I字はもはやスタンダード
北川:今年も早速、目を惹く変形水着を見て行きたいと思いますが……去年から今年にかけて、撮影現場で多いと感じる衣装の傾向ってありますか?
山田:すべての衣装が変形ビキニと言いますか、通常の水着の衣装が極端に少なくなっていると思います。各メーカー、タレント含めて、一般の方が見て「何コレ?」となる衣装を当たり前のように着ている印象ですね。
浜田:花柄やラインストーンのニプレスもほとんどの作品で使用されていますけど、どれもカワイイですよね。私もDVDで着用することがよくありました。貝殻の水着も着ましたね。
北川:山本ゆうさん【※注:ラインストーンニプレス部門】や朝比奈祐未さんのようなショートヘアでスタイルの良い、“短髪グラマー系”のグラドルがゴージャスかつセクシーな衣装で目立っている印象もあります。
【※注:乳首の透けを防ぐためのニプレスをラインストーンで装飾しゴージャスに。最近リリースされたDVDでは高確率で使用されるほど人気が高い】