女性アイドルグループSKE48を卒業後、フリーアナウンサーに転身した柴田阿弥(27)。これまでインターネットテレビABEMAで多数のレギュラーを務め、いまや“ABEMAの顔”になった。
お昼のニュース番組「ABEMAヒルズ」では月・火・金のキャスターを務め、夜の報道バラエティ「ABEMA Prime」には木曜コメンテーターとして出演している。2016年10月〜2018年12月には、冠バラエティ番組「柴田阿弥の金曜The NIGHT」も持っていた。ABEMAの視聴者にとって、柴田はすっかりお馴染みの存在だろう。
もともと柴田は、2010年9月にSKE48の第4期生オーディションに合格。握手会での神対応ぶりから“釣り師(まるで恋人のような接し方でファンの心をつかむアイドルのこと)”と呼ばれるようになった。
彼女の知名度が一気に上がったのは、2013年に行われた「第5回AKB総選挙」での出来事だ。一度も選抜入り(上位16位までに入ること。第3回までは同21位までだった)したことがなかったにもかかわらず、速報で第8位にランクインし、「あの子は誰だ」とアイドルファンたちを驚かせた。最終的な順位は第17位で終わったものの、シンデレラガールとして様々なメディアに取り上げられる結果となった。
柴田の存在がお茶の間に知られるきっかけのひとつには、“目力”もある。歌番組に出演した際の目をカッと見開いた表情が「カメラを意識しすぎて怖い」と話題に。現役アイドルにとっては不名誉な反響のようだが、クセの強すぎるカメラ目線が爪痕を残し、2014年9月には日本テレビ系『有吉反省会』に単独出演を果たした。同番組で柴田は、「映ったもん勝ち、やったもん勝ち」と語っている。