来年4月に、ジャニーズ事務所の関連会社として、株式会社TOKIOを設立することとなった、TOKIOの城島茂(49才)、国分太一(45才)、松岡昌宏(43才)の3人。一方で長瀬智也(41才)は来年3月末をもってジャニーズ事務所を退所し、クリエーターとして活動していくことになる。
大きな節目を迎えることになったTOKIO。その決断に至った背景について、城島、国分、松岡の3人が女性セブンの取材に語った。
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分社化により、親会社であるジャニーズ事務所が解散や子会社の清算をしない限り、TOKIOという名前は残り続けることになる。
松岡「ほかの人たちが退所を選ぶなか、われわれは“辞めない”“名前を残し続ける”という選択をしました。ジャニーさんへの思いから、それを選んだというのはもちろんなんですけど、根っから好きなんですよ、TOKIOが」
本誌・女性セブンは昨年秋、元メンバーの山口達也(48才)に独占でインタビューをしている。山口は「TOKIOに戻ることはない」と断った上で、「地方にロケにいくと子供から老人までがTOKIOのことを知っていて、私のことを慕ってくれるんです。TOKIOは老若男女に愛されています。こんなグループは日本中どこを探してもいません。多くの人々に愛されるTOKIOを、私も愛しています」と涙ながらに語っていた。
そのエピソードを伝えた上で、3人にとって「TOKIOとはどんな存在なのか?」と聞いてみた。しばらくの沈黙の後、代表して松岡が口を開いた。
松岡「よく言うんですけど、われわれが普通の仕事を始めたとしても、後ろにはずっと『TOKIOの松岡』がつくことになるんですよ。名字ではないんですけど、この5人は一生TOKIOなんです。どんな形になろうと。だからTOKIOは『一生つきあっていくもの』だと思います」
国分「ぼくらの上には魅力的な先輩がたくさんいます。例えば少年隊さんは3人だけであれだけのパフォーマンスを見せているし、光GENJIさんはローラースケートで一世を風靡して、SMAPさんは笑いをとってテレビとタッグを組んでいろんなことをやってきた。じゃあぼくらには何があるんだろうと、もがいてもがいた結果、見てくれている人のイメージがそういうふうになったのならうれしい。
老若男女に愛されるってすごいこと。やっている自分たちは、あんまり感じていないというか鈍い部分があって。なんでそんなに受け入れられているんだろうと(笑い)」