世界三大料理といえばフランス、中国、トルコだと言われている。また、「イギリスのメシはまずい」や「イタリアは何を食べてもおいしい」といった定説もある。果たして世界の各国でどの国の食事がおいしいのか。7月27日に『意識の低い自炊のすすめ 巣ごもり時代の命と家計を守るために』(星海社新書)を上梓したネットニュース編集者の中川淳一郎氏がこれまで訪れた国の「おいしかったランキング」を紹介する。同氏は本書でラクな自炊の心構えや、外食からいかにして料理を学ぶか、などを書いた。
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この本を読んでくださったドイツと日本のハーフであるコラムニスト・サンドラ・ヘフェリンさんのツイートに多数の意見が書き込まれていて、この話題は多くの人の関心があるのだな、と思いました。
〈「意識の低い自炊のすすめ」(星海社新書)の個人的なハイライトは205頁&206頁。世界の料理が国別で「美味」「普通」「あまりおいしくない」の3段階でランク付けされているのだが、我が国「ドイツ」はやはり「あまりおいしくない」の項目に入っていて、笑。〉
後にサンドラさんにはメールでお詫びをしたのですが「ドイツの件は大笑いでしたので、お気になさらずに!」とお返事をいただきました。サンドラさんのこのツイートにはドイツのパンのおいしさについて言及する声が多かったので、私のドイツ食探求度合が充分ではなかったのでしょう。ただ、旅行は短期間であることが多いので、あくまでもその時の印象です。
それではこれまで訪れた17か国のランキングです。数が少ないのと、あくまでも私の主観なのでそこはご容赦くださいませ。あと、日本で食べた「○○料理」ではなく、実際に現地で食べた17か国のみ挙げています。これらの国で食べたものを私は自炊にも十分に活用し、我が家では世界各国風の味付けの料理を作っています。
【美味】
1:タイ
2:アメリカ
3:トルコ
4:オーストラリア
5:香港
6:ベトナム
7:台湾
8:カンボジア
9:カナダ
【普通】
10:チェコ
11:イタリア
12:メキシコ
13:パキスタン
14:アフガニスタン
【あまりおいしくない】
15:中国(大連)
16:フィリピン
17:ドイツ
他のメジャーな国ではスペイン、フランス、シンガポール、イギリス、ロシア、中国(上海・北京・成都)、韓国、インド、ブラジル、アルゼンチン、チリ、エジプト、南アフリカなどもあると思うのですが、あくまでも自分が行ったことがある範囲のランキングです。それではなぜこうなったかについて17か国全部について書いてみます。