品のよい紳士がデヴィ夫人(80才)の腰に手を回すと、2人は息の合った華麗なワルツを披露する。夫人の頬は、心なしか赤く染まって──。
これは7月末に開催された舞台、『僕のモーツァルト』でのひとコマ。モーツァルトの人生を名曲とともに演じる音楽劇で、紳士はモーツァルトの支援者である大公役を、夫人はその妃殿下を演じた。
夫人は初舞台にもかかわらず、堂々と優雅なステップを見せる。それは、“夫”のリードのおかげだろうか。
夫人は22才でインドネシア大統領のスカルノ氏と結婚。日本人でただ1人、海外国家主席の妻になった。現在はバラエティー番組などでも活躍し、多くの人に受け入れられている一方で、恋多き女性としても同性からの支持も集めている。
「フランスの二枚目俳優のアラン・ドロンさん(84才)や、津川雅彦さん(享年78)とも交際していたと、自ら明かしています。夫人はいつまでたっても美貌が衰えないし、語学も堪能で話題も豊富。だから、男性の方から寄ってくるんですよ。長い海外生活も影響しているのか、夫人は独自の恋愛観を持っていて、恋に悩む女性に『彼氏は20人いてもいい』とアドバイスを送ることもあるんです」(芸能関係者)
そんな夫人に、ある変化が訪れていた。