7月末、都内のコンビニエンスストアから、Tシャツ短パン姿の男性が、両手に買い物袋を下げて現れた。黒いキャップとマスクを着用しているにもかかわらず、そのシルエットとオーラだけで誰かと分かってしまう。先日、株式会社TOKIOの社長就任を発表したTOKIOのリーダー・城島茂(49才)である。
店内で居合わせた40代女性客は「食材と日用品を買い込まれていました。コロナの感染対策なのか、両手に半透明の手袋をつけていて、生まれたばかりのお子さんへの気遣いなのかなぁって思いました」と明かした。
昨年9月に24才年下の元グラビアアイドル・菊池梨沙(25才)と結婚。今年2月中旬に第一子となる男児が生まれた。城島を知るあるテレビ局関係者は「ずっと育児にも積極的に協力されているようです。もともと家事も得意な方ですしね」と話す。
情報番組『週刊ニュースリーダー』(テレビ朝日系)のメインキャスターも務めている城島。手袋は、新型コロナウイルス感染予防への細心の注意なのだろう。まさに家族にも仕事に対しても、人一倍の責任感の証しといえそうだ。
SMAP時代の中居正広(48才)、V6の坂本昌行(49才)、嵐の大野智(39才)と「リーダー」と呼ばれる人たちは、ほかにもいるが、その中でも「リーダー=城島」の印象が、最も強いのではなかろうか。
別のテレビ局ベテランプロデューサーは「強いリーダーシップで引っ張るタイプじゃない。ましてや怒ることもなければ、センターで前に出張るタイプでもない。それが、逆に個性の強いアイドルチームの中で緩衝材となり、仲間を引き立たせる役回りにつながっている。だから信頼されるわけです」と絶賛する。