そんな中、もうひとつの注目が30日から放送が再開される『麒麟がくる』。ここで眞島は足利将軍家に仕える細川藤孝を演じている。この藤孝は、ドラマの主人公明智光秀(長谷川博己)と最後まで深く関わるキーマンのひとりともいえる。1973年の大河ドラマ『国盗り物語』では、細川藤孝(伊吹吾郎)と平和な世を目指す光秀(近藤正臣)が「ふたりで別の将軍をたてよう」と出家していた足利義昭(伊丹十三)を密かに連れ出す大冒険を展開。ふたりはバディだった。
「麒麟」でも、きまじめな藤孝と光秀は、京で出会い、お互いを認め合っている様子。今後、将軍・足利義輝(向井理)暗殺という大事件が勃発し、「次の将軍どうする問題」が出てきたとき、藤孝と光秀がどう動くか!? さらに後年、光秀の娘たまは、藤孝の息子・忠興に嫁ぐのである。たまの別名は細川ガラシャ。戦国の悲劇の美女として知られるガラシャの運命も変えてしまう藤孝に困惑シワはすでに何度も出ているが、幸せシワが出る日はくるんでしょうか。気になる。