国内

繋ぎっぱなしZoom同棲1ヶ月 初の対面翌日に結婚した男女の話

コロナ禍で台頭してきた「オンライン婚活」

こんな時代だからこそオンラインでの婚活が増えている

 新型コロナウイルスの感染拡大でリアルな場での出会いが限られるなか、「オンライン婚活」がブームになっている。この4月から、マッチングアプリ大手の「ペアーズ」や「Omiai」、サイバーエージェント傘下の「タップル」など、各社続々とオンラインでデートできる新サービスを開始し、会員数も右肩上がりに増えているという。

 自治体のオンライン婚活などを手掛ける「LMO(エルモ)」もその一つだ。同社代表の高田康太さんが話す。

「コロナの影響で、予定していた婚活イベントが軒並み中止となり、この4月から『LMO Party』というオンライン婚活パーティーサイトを立ち上げました。利用者の反応も良く毎日開催したところ、会員数が爆発的に増え、この4~5月の2か月だけで約1000人の方にご利用いただきました」(高田さん・以下同)

 コロナ禍で対面での婚活が難しくなったことで、今やオンライン婚活は、マッチングアプリや結婚相談所だけでなく、自治体も取り入れ始めている。そのツールとして活用されているのがZoomだ。

「Zoomは、最大参加可能人数が多いことや、ホワイトボードを共有できること、参加者の中で別に少人数グループに分けられるなど、オンラインパーティーを実施する上で便利な機能が備わっています。

 代表的なオンラインパーティーの流れは、男女7~8人がZoomに入ってまずは乾杯。それから1人ずつ仕事や趣味など軽く自己紹介をします。その後軽い質問タイムを挟み、会話が温まってから『結婚相手に求めること』、『結婚したらなにができるのか』といった本題に入っていきます。

 後半は小部屋を作り、男女1対1になって7~10分ほど異性全員とお話していただけるようにしています。『もっと話してみたい』という人がいたら、さらに2人で話す時間を作り、上手くいけば連絡先を交換するなど、当社が間に入って繋いでいきます」

 オンラインでは常に顔が画面に表示されている。実際のパーティーよりも表情を見られている時間が長く、気を抜けない面はあるものの、相手に印象を残せるメリットがあるという。

関連キーワード

関連記事

トピックス

中学時代の江口容疑者と、現場となった自宅
「ガチ恋だったのかな」女子高生死体遺棄の江口真先容疑者(21) 知人が語る“陰キャだった少年時代”「昔からゲーマー。国民的アニメのカードゲームにハマってた」【愛知・一宮市】
NEWSポストセブン
すき家がネズミ混入を認め全店閉店へ(左・時事通信フォト、右・HPより 写真は当該の店舗ではありません)
【こんなに汚かったのか…】全店閉店中の「すき家」現役クルーが証言「ネズミ混入で売上4割減」 各店舗に“緊急告知”した内容
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
X子さんフジ退社後に「ひと段落ついた感じかな」…調査報告書から見えた中居正広氏の態度《見舞金の贈与税を心配、メッセージを「見たら削除して」と要請》
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレが関東で初めてファンミーティングを開催(Instagramより)
《新メンバーの名前なし》ロコ・ソラーレ4人、初の関東ファンミーティング開催に自身も参加する代表理事・本橋麻里の「思惑」 チケットは5分で完売
NEWSポストセブン
江口容疑者と自宅
《16歳女子高生の遺体を隠し…》「6人家族だけど、共働きのご両親が不在がちで…」江口真先容疑者(21)が実家クローゼットに死体を遺棄できた理由
NEWSポストセブン
中居氏による性暴力でフジテレビの企業体質も問われることになった(右・時事通信)
《先輩女性アナ・F氏に同情の声》「名誉回復してあげないと可哀想ではない?」アナウンス室部長として奔走 “一管理職の職責を超える”心労も
NEWSポストセブン
濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
【女占い師が逮捕】どうやって信者を支配したのか、明らかになった手口 信者のLINEに起きた異変「いつからか本人とは思えない文面になっていた」
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
「スイートルームの会」は“業務” 中居正広氏の性暴力を「プライベートの問題」としたフジ幹部を一蹴した“判断基準”とは《ポイントは経費精算、権力格差、A氏の発言…他》
NEWSポストセブン
大手寿司チェーン「くら寿司」で迷惑行為となる画像がXで拡散された(時事通信フォト)
《善悪わからんくなる》「くら寿司」で“避妊具が皿の戻し口に…”の迷惑行為、Xで拡散 くら寿司広報担当は「対応を検討中」
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”4週連続欠場の川崎春花、悩ましい復帰タイミング もし「今年全休」でも「3年シード」で来季からツアー復帰可能
NEWSポストセブン
騒動があった焼肉きんぐ(同社HPより)
《食品レーンの横でゲロゲロ…》焼肉きんぐ広報部が回答「テーブルで30分嘔吐し続ける客を移動できなかった事情」と「レーン上の注文品に飛沫が飛んだ可能性への見解」
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ
「スイートルームで約38万円」「すし代で1万5235円」フジテレビ編成幹部の“経費精算”で判明した中居正広氏とX子さんの「業務上の関係」 
NEWSポストセブン