高視聴率が続いているTBS系ドラマ『半沢直樹』。それを支えるのは、強く美しい女性たちが多数登場することも一因だという。今作に登場する女優たちの魅力を、放送作家の山田美保子さんが分析する。
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南野陽子サンの見事な「イヤ~なカンジ」感にしびれた
「スカッとする発言、半沢(直樹)の口調、かなり厳しかったじゃないですか。半沢がトラブルとか、人に真正面から向き合っていく姿勢、日曜の夜に見ると、月曜日も仕事、頑張ろうと思いません?」
とは、『はやドキ!』(TBS系)MCの皆川玲奈アナウンサー(29才)。山形純菜アナウンサー(26才)も食い気味に「過激になってますね。勇気をもらえるんですよね」と同調していました。TBSの女子アナさん、そんなにツライ日々なんでしょうか(苦笑)。確かにメイン番組を他局出身の女子アナさんに仕切られてしまって久しいですものね。その“代表”ともいうべき、『あさチャン!』(同)の夏目三久サン(36才)は、『日曜劇場 半沢直樹』(同)7年ぶりの続編にも『東京中央銀行』のイメージキャラクター役で出演されています。
女性では、半沢の妻役の上戸彩サン(34才)も引き続き出演中。男社会の意地のぶつかり合いと嫉妬合戦(←なぜ、「嫉妬」って女偏なんでしょうね。男のそれの方がひどいのに)が渦巻く同作の中で“一服の清涼剤”として人気を博していらっしゃいます。
「平成のドラマ」でも視聴率No.1を記録した『半沢直樹』は、「令和のドラマ」でもダントツの高視聴率を記録し続けています。初回から第5話までは22.0%、22.1%、23.2%、22.9%、25.5%(ビデオリサーチ・関東地区の世帯視聴率)。第6話は裏に『24時間テレビ 愛は地球を救う』(日本テレビ系)放送後、特に強さを発揮する『行列のできる法律相談所』(同)があっても、24.3%と、文句ナシの数字でした。
私も初回から楽しみに拝見していますが、まず思ったのは「うわッ、今田美桜チャン(23才)、また出てる」ということでした。