『私の家政夫ナギサさん』(TBS系)は第8話で視聴率16.7%を記録、多くの女性から共感の声が上がっている。ヒロイン・多部未華子(31)が大森南朋(48)演じる家政夫に惹かれていく様子に、「かわいいおじさん」の支持率が急上昇しているのだ。ここで男性として気になるのは、実際のところ“かわいいおじさん”とは「かわいい」以上の男女の関係に発展することはあるのか──だろう。
ドラマ「わたナギ」では、おじさんだからこそ汚い部屋や素の自分が見せられると思っていた多部が、いつのまにか自らハグをしたり、家政夫の契約が終了すると知ると「ナギサさんがいない生活なんて考えられない……」と動揺して逆プロポーズする展開になった。
「初めはクマのぬいぐるみを愛でるような感覚だったとしても、“あり”になることはあるんです」
そう語るのは、PR会社に勤めるユリさん(37)だ。お相手は仕事を通じて知り合った17歳年上の男性だという。
「彼は“大和田常務”の時の香川照之さん(54)みたいなビジュアルで、恋愛の対象というよりは、強面なのにコミカルな雰囲気で自分の趣味とか豆知識を一生懸命話すギャップが面白いなってくらいにしか思っていませんでした。2人きりで酔って話が盛り上がってきても、あからさまに誘ったり触ってくるようなことはないから安心して話せて。
でも、控えめに『ユリさんの働き方は体を壊しますよ』と、父親や先生のような感じで優しく叱られると素直に心に沁みてきて、田舎の温泉に浸かった時みたいなほっこり、しっくりきたんです」