今、夜の店で働くナイトワーカーたちはどのようにコロナ禍に向き合っているのか。高級クラブ、キャバクラ、ラウンジ、ホストクラブなど歓楽街で営業する店の現状を、写真とともにお伝えする。
◆銀座
●高級クラブ『ル・ジャルダン』
店舗が入るビルの1階には、自動で検温するモニターが設置されている。こうした設備を店内に設置している店も増えているという。望月明美ママは何種類ものマスクやフェイスシールドを試し、接客にベストなものを探し選んだ。「銀座で飲むなら今がおすすめ。話術を持った一流のホステスとゆっくり出会えます」。
・『ル・ジャルダン』東京都中央区銀座8丁目6-22銀座ピアースビル3F(セット料金:1名様3万5000円)
●キャバクラ『Giraffe』
座席に差し込むタイプのアクリル板を採用し、客と客の距離を保っている。一時はアクリル板の入手が困難だったが、同店は手を尽くして必要数を確保したという。橋本マナミ似のパッチリ美女のみゆきさん(32)は、最近はマスクをつけたままストローでお酒を飲むこともあるとか。
・『Giraffe』東京都中央区銀座8-3-11 和恒ビル4階(ビジター料金:50分7000円)
◆六本木
●キャバクラ『ZOO東京』
ひとりひとりのグラスそれぞれに、使い捨てのマドラーで酒を作る。今回取材したすべての店で、この木製マドラーを使用していた。キャストの多くは商売道具のスマホを頻繁に消毒している。
・『ZOO東京』東京都港区六本木3丁目14-11ケントスビル2F~4F(基本料金60分:5000円~)