《男には見えないことの一つに、家庭内の女女問題がある》とは、人工知能学者の黒川伊保子氏の大ベストセラー『妻のトリセツ』(講談社)の一節だ。しかし、ある夫婦とその家族には、そんな問題などどこ吹く風に見える。ある夫婦とは、三浦祐太朗(36才)と声優の牧野由依(34才)。6月に結婚したばかりの新婚カップルだ。言うまでもなく、祐太朗は三浦友和(68才)と百恵さん(61才)の長男である。
8月の終わり、祐太朗が『徹子の部屋』(テレビ朝日系)に出演し、全国に喜びを報告した。黒柳徹子(87才)に水を向けられるままに、結婚に至るまでを語る祐太朗は、幸せそのものだった。
「終始笑顔の祐太朗さんは、テレビで結婚の話を最初にするのはこの番組と決めていたようで、徹子さんはそのことをとても喜んでいました。なんせ彼の大ファンですからね(笑い)。祐太朗さんは妻を“すごく人気のある声優さん”“大人気のキャラクターをやっている”とべた褒め。友和・百恵さん夫妻は祐太朗さんの結婚を半ば諦めていたという秘話も明かしていました」(テレビ局関係者)
祐太朗が熱心なアニメファンであることは関係者の間でよく知られている。失恋をした際に、知人からすすめられたアニメにすっかりはまってしまったのだ。
「好きな女性キャラクターの等身大パネルを自室に飾り、帰宅すると『ただいま』と声をかけるような、いわゆる“ガチオタ”。そんななか、2015年に自身のラジオ番組で共演したのが人気声優の牧野さんだったのです」(前出・テレビ局関係者)
祐太朗は今年の3月上旬、牧野を両親に初めて紹介。そのとき、友和・百恵さん夫妻は自宅の庭でバーベキューをして、もてなしたという。
「改まって食事に出かけると緊張してしまうだろうという、友和さんの配慮だったようです。それが功を奏して、祐太朗さんも、牧野さんとの結婚を考えていることをすんなり報告できたんだとか。そのことをふたりに感謝しているとも言っていました」(前出・テレビ局関係者)