8月上旬の都内のあるスタジオから、大勢の関係者に囲まれた厳重な警備の中で車に乗り込んだのは、令和きってのヒットメーカー、シンガー・ソングライター米津玄師(29才)である。プライベートどころか、顔すらめったに見せないことで知られているが、それはカメラの回らないこんな舞台裏でも同じだった。
あるテレビ局の音楽番組関係者は「めったにテレビの音楽番組にも生出演していただけない。その理由の1つは、極力顔を明かしたくないという理由もあります」と話す。2018年大みそかのNHK紅白歌合戦に初出場した際には、地元徳島からのリモート出演で、「やはりその表情を完全に伺えないようなカットが多かったように思います」(前出・音楽番組関係者)。
しかし、米津は交友関係が広い素顔を持つ。RADWIMPSの野田洋次郎(35才)やSEAKAI NO OWARIのFukase(34才)らミュージシャン仲間だけにとどまらず、俳優の佐藤健(31才)や松田翔太(34才)、楽曲提供までした菅田将暉(27才)、さらにはYouTuberのHIKAKIN(31才)とさまざま。先日まで放送されていたTBS系連続ドラマ『MIU404』の主題歌『感電』を書き下ろしたことから、ドラマで主演する綾野剛(38才)と星野源(39才)とも親しくなっているという。
9月1日放送のラジオ番組『星野源のオールナイトニッポン』にゲスト出演した際には、昨年末に菅田と星野の3人で初めて飲んだ話も明かした。前出の音楽番組関係者は「年末に大きな音楽特番を組む各局は、この組み合わせに注目しています。よっぽどのことがないと出演してくれない米津さんですが、菅田さんと星野さんとのコラボレーションならチャンスはあり得るのかと。当然、ドラマを放送したTBSが最有力です」と話した。