女優の芦名星さんが9月14日朝、東京都新宿区の自宅マンションで亡くなっているのが発見された。享年36。前日から連絡が取れなくなったことを心配した親族が、朝早く自宅を訪れて発見した。捜査関係者によると現場の状況から自殺を図ったとみられている。
あるテレビ局関係者は「この10月からは人気ドラマ『相棒 season19』で5シーズン連続のレギュラー出演が控えていたし、仕事は順調でした。それなのになぜ…」と惜しんだ。所属事務所関係者は「今は交際相手もいなくて、私生活でトラブルを抱えている様子はなかったと聞いています。まだ原因が分からないんです」と言葉少なに絞り出すのが、精いっぱいだった。
芦名さんは、仕事現場での評判はすこぶる高かった。男女問わず気取らずに接する性格は「誰からも好かれるタイプでした」(前出・テレビ局関係者)という。
昨年春には女性セブンが、俳優の小泉孝太郎(42才)との交際を報じた。孝太郎の知人は「芦名さんは、小泉純一郎・元首相にも紹介されていました。純一郎さんは、彼女に会って『すごくきれいでいい子じゃないか』と絶賛していたようですよ。彼女は気立ても良いから、人を見る目に長けている元総理も、一目で気に入ったようでした」と明かした。
芦名さんは、過去のテレビ番組で、昔の恋人からは暴力(DV)を受けたり、借金を肩代わりしたりしていたことを明かし、男運のなさを自虐ネタにしていた。そんな末に、孝太郎との交際が報じられたときは、周囲からは「やっといい人に巡り合えた」と祝福され、そのまま結婚という声もあがっていた。
しかし、お互いに多忙なこともあり、徐々に気持ちがすれ違っていったようだった。
「結果的には、今年に入るころには別れてしまったと聞いています」(前出・孝太郎の知人)