9月14日、自室で亡くなっている姿が発見された女優の芦名星さん(享年36)。彼女の心の支えだったというのが、三浦春馬さん(享年30)だ。2人はシーズン1、シーズン2と放送されたTBS系のドラマ『ブラッディ・マンデイ』(2008年、2010年)で共演していた。
「お互いに生真面目で、思い詰めてしまうような一面があり、相通じる部分があったのでしょう。撮影時から演技論を交わして親交を深め、クランクアップ後も飲みに行く仲になったようです。といっても恋愛関係ではなく、気心の知れた“同志”のような間柄で、いろいろと相談し合っていたと聞きます」(芦名さんの知人)
だが7月に三浦さんが自ら命を絶ち、芦名さんは深い喪失感に苛まれた。三浦さんの四十九日翌日の9月5日に、彼女はインスタグラムの“裏アカウント”にこんな投稿をしている。
《そっちはどう? こっちはなかなか(笑) 会いたい。ふつーに会いたいよ(泣き顔の絵文字)》
ここ1年ほどの一連の出来事に加えて、さらなる心の負担になったのが新型コロナウイルスだ。
「今年の春に所属事務所との契約が給料制から歩合制になり、駆け出しの頃から二人三脚だったマネジャーも配置転換で彼女のもとを去りました。さらにコロナで芸能界全体が先行き不透明となり、芦名さんの不安は増すばかりだったはずです。
恋愛がうまくいかず、大切な友人が急逝した状況にコロナによる生活不安が重なり、膨らんだネガティブ思考が破裂してしまったのでしょう……。最悪の事態に陥る前に打つ手はなかったのか、悔やんでも悔やみきれません」(前出・芦名さんの知人)