ウエーブのかかった美しいロングヘアを肩にかけ、椅子に腰掛けている女性。彼女に向かって、隣に座る男性がラブソングを歌い上げる。女性は男性の切ない歌声に聴き入り、メロディーに合わせて体を左右に揺らしている。韓国語で歌っているため歌詞の内容はわからないが、男性の思いは画面を通してでも、充分に伝わってくる。そして、男性が歌い終えると女性は椅子から立ち上がり、2人は熱い抱擁を交わした──。
この美女は日本で大ヒット中の韓国ドラマ『愛の不時着』の主人公、ユン・セリ役のソン・イェジン(38才)だ。『愛の不時着』は、パラグライダーで飛行中に竜巻に巻き込まれ、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢セリと、ヒョンビン(38才)が演じる北朝鮮の将校リ・ジョンヒョクの愛の物語だ。しかし、ラブソングを歌い上げ、彼女を抱きしめたのは、ジョンヒョクが率いる第5中隊の兵士ピョ・チス役のヤン・ギョンウォン(39才)だった。
「ピョ・チスは第5中隊メンバーの中でもひときわなまりが強い三枚目キャラ。“ありえない”2人の熱い抱擁に、思わず声を上げて笑ってしまいました」(ライブ配信を視聴したファン)
冒頭のシーンは9月27日にライブ配信されたソン・イェジン初のオンラインファンミーティング『会いに不時着!』での出来事。イェジンはゲストで出演したギョンウォンについて、「実際に本読みのときに顔合わせをして、ビジュアルが完璧なピョ・チスだったので、“この人しかいない!”と思いました」と第一印象を語った。
これに対してギョンウォンは、イェジンの隣にいるだけでいまだに緊張すると語りつつも、「本当にイェジンさんがよく食べるんです。グルメ番組もビックリの食べっぷりで、サンチュとかすごく大きいのにそれを食べたり、本当によく食べていました」と、“暴露話”で応戦。イェジンははにかみながら「仕事をするときには食事制限をするのですが、その分、昼食や夕食を食べないようにして、小道具のものをたくさん食べるようにしています」と明かした。