芸能

田中圭が引っ張りだこの理由「演技の幅と人脈に強みあり」

幅広い役をこなしブレイク中(時事通信フォト)

 俳優・田中圭(36)の快進撃が続いている。2000年にデビューした彼は、着実に出演作を積み重ね、実力を兼ね備えた中堅俳優として支持されてきた。そして、2018年に放送された主演ドラマ『おっさんずラブ』が社会現象とも言えるヒットを飛ばし、一気にお茶の間の人気者となった。

 さらに2019年に放送された主演ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ、原田知世とダブル主演)も成功を収めた。こちらはマンション内で行われる“交換殺人”を描いたサスペンスで、『おっさんずラブ』とは打って変わった緊迫した演技を披露している。

 田中はいまや、地上波ドラマに毎クール出演しているような状況が続いている。2020年に入ってから、『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』(日本テレビ)、『不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事』(テレビ朝日)、『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』(フジテレビ)、『キワドい2人-K2-池袋署刑事課神崎・黒木』(TBS)と、出演ドラマが引きも切らない。

 また、10月31日からは主演ドラマ『先生を消す方程式。』が放送開始予定の上、ドラマ『らせんの迷宮~DNA科学捜査~』(テレビ東京)でも主演を務めることが発表されている(放送開始日は未定)。

 テレビに加え、映画にも引っ張りだこで、2020年だけでも『mellow』『スマホを落としただけなのに 囚われの殺人鬼』『ヒノマルソウル ~舞台裏の英雄たち~』(公開延期が決定)に出演している。しかも『mellow』と『ヒノマルソウル』は主演作だ。

 驚くべきは、田中がこなす役柄の幅の広さだろう。『おっさんずラブ』で愛嬌たっぷりのポンコツダメ男を演じたかと思えば、放送中の『キワドい2人』では、直感派の破天荒刑事を演じ、『アンサング・シンデレラ』では、ツンデレ上司役で視聴者をときめかせる……。2018年に放送された『獣になれない私たち』(日本テレビ)などで披露したクズ男役にも定評があり、“器用さ”という点においては、トップクラスの安定感を誇る俳優と言っても過言ではないかもしれない。

関連キーワード

関連記事

トピックス

運転席に座る広末涼子容疑者(2023年12月撮影)
【広末涼子容疑者が追突事故】「フワーッと交差点に入る」関係者が語った“危なっかしい運転”《15年前にも「追突」の事故歴》
NEWSポストセブン
広末涼子容疑者(時事通信フォト)と事故現場
「全車線に破片が…」広末涼子逮捕の裏で起きていた新東名の異様な光景「3kmが40分の大渋滞」【パニック状態で傷害の現行犯】
NEWSポストセブン
北極域研究船の命名・進水式に出席した愛子さま(時事通信フォト)
「本番前のリハーサルで斧を手にして“重いですね”」愛子さまご公務の入念な下準備と器用な手さばき
NEWSポストセブン
自宅で亡くなっているのが見つかった中山美穂さん
《中山美穂さん死後4カ月》辻仁成が元妻の誕生日に投稿していた「38文字」の想い…最後の“ワイルド恋人”が今も背負う「彼女の名前」
NEWSポストセブン
広末涼子(時事通信フォト)
【広末涼子容疑者が逮捕、活動自粛発表】「とってもとっても大スキよ…」台湾フェスで歌声披露して喝采浴びたばかりなのに… 看護師女性に蹴り、傷害容疑
NEWSポストセブン
麻布台ヒルズの個展には大勢の人が詰めかけている
世界的現代美術家・松山智一氏が問いかける“社会通念上の価値の正体” 『うまい棒 げんだいびじゅつ味』で表現したかったこと
週刊ポスト
山口組分裂抗争が終結に向けて大きく動いた。写真は「山口組新報」最新号に掲載された司忍組長
「うっすら笑みを浮かべる司忍組長」山口組分裂抗争“終結宣言”の前に…六代目山口組が機関紙「創立110周年」をお祝いで大幅リニューアル「歴代組長をカラー写真に」「金ピカ装丁」の“狙い”
NEWSポストセブン
中居正広氏と報告書に記載のあったホテルの「間取り」
中居正広氏と「タレントU」が女性アナらと4人で過ごした“38万円スイートルーム”は「男女2人きりになりやすいチョイス」
NEWSポストセブン
Tarou「中学校行かない宣言」に関する親の思いとは(本人Xより)
《小学生ゲーム実況YouTuberの「中学校通わない宣言」》両親が明かす“子育ての方針”「配信やゲームで得られる失敗経験が重要」稼いだお金は「個人会社で運営」
NEWSポストセブン
約6年ぶりに開催された宮中晩餐会に参加された愛子さま(時事通信)
《ティアラ着用せず》愛子さま、初めての宮中晩餐会を海外一部メディアが「物足りない初舞台」と指摘した理由
NEWSポストセブン
大谷翔平(時事通信)と妊娠中の真美子さん(大谷のInstagramより)
《妊娠中の真美子さんがスイートルーム室内で観戦》大谷翔平、特別な日に「奇跡のサヨナラHR」で感情爆発 妻のために用意していた「特別契約」の内容
NEWSポストセブン
沖縄・旭琉會の挨拶を受けた司忍組長
《雨に濡れた司忍組長》極秘外交に臨む六代目山口組 沖縄・旭琉會との会談で見せていた笑顔 分裂抗争は“風雲急を告げる”事態に
NEWSポストセブン