ライフ

40年以上の『ベルばら』ファン パチンコ実機4台購入

2004年に各地で導入されファンをざわつかせたパチンコ台。ネットオークションを通じ、3万円ほどで落札したという(写真/酒井オスカル子さん提供)

『ベルサイユのばら』(以下、『ベルばら』)をこよなく愛し、その魅力を語り合う私設サロン「ベルサイユのばら同好会」のメンバー、酒井オスカル子さん(58才)とベルばら千尋さん(58才)。同作を40年以上愛し続ける2人が、「お宝」について語る。酒井さんは、なんと「グッズを収納する書庫がついた家に住みたい」という夢を叶えたという──。

千尋:酒井さんの書庫にある雑誌の保存状態はどれも良好で、国立国会図書館の蔵書かと思うほどです。雑誌や書籍のほかにも、アニメ版のグッズもそろっていますしね。

酒井:いろいろありますよ~。人形、お弁当箱、コスメセット、ドールハウス、塗り絵などなど。

千尋:ドールハウスもあったんですか。私は知らない。

酒井:紙でできたおうちで、開けると、王妃たちの部屋だったりするんですよね。そこに人形を置いて、好き勝手に妄想しながら遊ぶ。私はいつもこのドールハウスの中にいて、オスカルやマリー・アントワネットの動向を眺めている……そんな妄想にいまでも浸っています。

千尋 わかります。端っこで彼女たちのことをいつまでも見つめていたい、その気持ち。

パチンコ台、消しゴムスタンド、ベルばら自転車

酒井:自転車や消しゴムスタンドなどのグッズを大人になっても買っているなんて……と思われるかもしれませんが、12才の私が欲しがっているんですよ。だから、その私に「よしよし、おばちゃんが何でも買ってあげる」といまの私が買い与えている、そんな感覚です。少女の頃に満たされなかった気持ちをいまかなえているというか、“40年目の大人買い”を楽しんでいる感じですね。

千尋:小学生のおこづかいなんて500円ぐらいでしたからねぇ。酒井さんのグッズですごいのは、『ベルばら』のパチンコ台まで手に入れていることです。

酒井:4台あるんですよ。どれもネットオークションで見つけました。パチンコ店で使われていたときのまま、ちゃんと動いて、アタリを打つと中からマリー・アントワネットが出てくるんですよ。たまに、主人も遊んでいます。

関連記事

トピックス

中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
X子さんフジ退社後に「ひと段落ついた感じかな」…調査報告書から見えた中居正広氏の態度《見舞金の贈与税を心配、メッセージを「見たら削除して」と要請》
NEWSポストセブン
ロコ・ソラーレが関東で初めてファンミーティングを開催(Instagramより)
《新メンバーの名前なし》ロコ・ソラーレ4人、初の関東ファンミーティング開催に自身も参加する代表理事・本橋麻里の「思惑」 チケットは5分で完売
NEWSポストセブン
中居氏による性暴力でフジテレビの企業体質も問われることになった(右・時事通信)
《先輩女性アナ・F氏に同情の声》「名誉回復してあげないと可哀想ではない?」アナウンス室部長として奔走 “一管理職の職責を超える\"心労も
NEWSポストセブン
濱田淑恵容疑者の様々な犯罪が明るみに
【女占い師が逮捕】どうやって信者を支配したのか、明らかになった手口 信者のLINEに起きた異変「いつからか本人とは思えない文面になっていた」
週刊ポスト
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ(右・時事通信フォト)
「スイートルームの会」は“業務” 中居正広氏の性暴力を「プライベートの問題」としたフジ幹部を一蹴した“判断基準”とは《ポイントは経費精算、権力格差、A氏の発言…他》
NEWSポストセブン
大手寿司チェーン「くら寿司」で迷惑行為となる画像がXで拡散された(時事通信フォト)
《善悪わからんくなる》「くら寿司」で“避妊具が皿の戻し口に…”の迷惑行為、Xで拡散 くら寿司広報担当は「対応を検討中」
NEWSポストセブン
男性キャディの不倫相手のひとりとして報じられた川崎春花(時事通信フォト)
“トリプルボギー不倫”4週連続欠場の川崎春花、悩ましい復帰タイミング もし「今年全休」でも「3年シード」で来季からツアー復帰可能
NEWSポストセブン
騒動があった焼肉きんぐ(同社HPより)
《食品レーンの横でゲロゲロ…》焼肉きんぐ広報部が回答「テーブルで30分嘔吐し続ける客を移動できなかった事情」と「レーン上の注文品に飛沫が飛んだ可能性への見解」
NEWSポストセブン
佳子さまと愛子さま(時事通信フォト)
「投稿範囲については検討中です」愛子さま、佳子さま人気でフォロワー急拡大“宮内庁のSNS展開”の今後 インスタに続きYouTubeチャンネルも開設、広報予算は10倍増
NEWSポストセブン
中居の女性トラブルで窮地に追いやられているフジテレビ
「スイートルームで約38万円」「すし代で1万5235円」フジテレビ編成幹部の“経費精算”で判明した中居正広氏とX子さんの「業務上の関係」 
NEWSポストセブン
「岡田ゆい」の名義で活動していた女性
《成人向け動画配信で7800万円脱税》40歳女性被告は「夫と離婚してホテル暮らし」…それでも配信業をやめられない理由「事件後も月収600万円」
NEWSポストセブン
現在はニューヨークで生活を送る眞子さん
「サイズ選びにはちょっと違和感が…」小室眞子さん、渡米前後のファッションに大きな変化“ゆったりすぎるコート”を選んだ心変わり
NEWSポストセブン