アメリカの人気ドラマ『24-TWENTYFOUR-』が、日本版リメイク『24 JAPAN』(テレビ朝日系)が10月9日(23時15分~)にスタートする。主人公の獅堂を演じる唐沢寿明(57才)は、もともとオリジナル版の大ファンだったという。暗殺計画などサスペンス的なイメージが強い『24』だが、唐沢は「家族愛が、もう1つのストーリーとしてあるところがおもしろい」とその魅力を明かしてくれた。
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実はケータイの着信音は、『24-TWENTYFOUR-』に出てくるCTUの内線音を使っているんです。この作品のオファーが来たときに、バレたら恥ずかしいと思って一時期変えてたんですけど、最近戻しました(笑い)。
『24?TWENTYFOUR?』はもともと好きで、もう何十回も見ているんです。1つの作品を繰り返し見るのは自分としては珍しいんだけど、知らず知らずのうちに物語に引き込まれる。何十回と見ているから物語の先を知っているのに、また見たくなってしまうんです。米国版を見たことがなくて、今回のドラマで初めて見る人はストーリーに引き込まれると思いますよ!
米国版を知っている人にもぜひ見ていただいて、ああでもない、こうでもないと文句だとしても最後まで見ながら言ってもらいたい。リメイクって誰がやっても、おそらく文句を言われるから。どうせいろいろ文句を言われるんだったら、自分で演じた方がいいなって思っています(笑い)。
主人公の獅堂は破天荒でルールを破る人物だというイメージを持たれがちなんだけど、全然違うんです。家族をさらわれて事件に巻き込まれる中で、家族を守るために仕方なくルールを破らざるを得なくなる。家族が大事だっていうのは、獅堂だけじゃないんです。総理候補の朝倉麗(仲間由紀恵)にも家族の問題が出てくるし、暗殺犯にも家族の問題が絡んでくるので、「家族」というのは『24』のもう1つのストーリーなんです。