我々の人生から切っても切り離せないのが「トイレ」。そこで、決して大きな声では聞くことができない、トイレに関する素朴な疑問や不安を、一気に解決してしまおう。トイレについてもさまざまな「基本」を紹介します!
●トイレの平均時間は?
便意を感じてトイレに入ってから、排便が終わるまでの所要時間は全国平均5分41秒(※森永乳業の調査、2014年より)。男女別では男性が6分13秒、女性が5分8秒と1分5秒の差があるが、年代別では若い世代ほど長い傾向に。なお、個人差はあるが、3日以上、便が出ない場合は便秘を疑った方がいい。
●大便をしたときに、洗浄の“小”で流してもOK?
つまる原因となるのでおすすめはできない。洗浄の大は大便や紙など固形物を、小は液体を流すために設定されている。大で流すべきときに小で流すと紙などがつまる可能性もある。紙を使ったら、大で流す方が無難だ。
●トイレが長い都道府県は?
最もトイレの滞在時間が長いのは大阪府で6分19秒。続いて福岡県の6分6秒。また、最も短いのは徳島県で5分5秒(※森永乳業の調査、2014年より)。せっかちなイメージがある大阪府が長いという意外な結果に。
●トイレのタンクにペットボトルを入れると節約になる?
日本レストルーム工業会によると、タンク内でペットボトルが動いてしまい、水が流れなくなったり、水が止まらなくなったりして故障の原因に。これでは修理費がかさむことになり節水にもならない。絶対にNGだ。
●トイレットペーパーにトレンドってあるの?
肌に優しいタイプや、巻が長いタイプがトレンド。
「パルプ100%のトイレットペーパーは、一般的に柔らかいものが多く、柔軟仕上げ成分を配合しているものもあります。また、1ロールあたりの長さが通常の1.5~3倍のものは、それだけ長く使えるため購入や交換の手間が減り、備蓄がしやすいです」(大王製紙・マーケティング部)。